投稿日:2023年10月5日 | 最終更新日:2023年10月5日
日本最北端の街「稚内市」。海鮮物や、稚内ラーメン、チャーメン、スラッピージョー!?など食べておきたいグルメもたくさん。今回ご紹介するのは稚内随一の人気店「はるき茶屋」。なにやら「しじみラーメン」なるご当地グルメがいただけるようです!早速お店をご紹介します。
💡しじみラーメンとは?
北海道は道北、日本海側の街「天塩町」は北海道随一のしじみ貝の産地。粒は大きく濃厚なしじみエキスが出るのが特徴で、水揚げ後市場には出荷せず天塩町内だけで販売される貴重なしじみ貝です。
従来、みそ汁か酒蒸しにするのが一般的だったしじみを「もっと気軽に食べてもらおう」と町役場が中心となって企画。2011年に考案されたメニューが「しじみラーメン」です。「町おこし型ご当地グルメ」ですね。
今回ご紹介する「はるき茶屋」は同じ道北の猿払村産のしじみを使用しています。
ⓘ はるき茶屋 インフォメーション
住所:稚内市大黒3丁目3-23 電話番号:0162-23-6177
営業時間:11:30~14:00 17:00~21:30
定休日:不定休
予約:可能
駐車場:5台分
座席:22席 カウンター席、お座敷席 店内は靴を脱いで入るスタイルです。
🍴はるき茶屋メニュー
今回はランチ時に訪問。お店はラーメン専門店というわけではなく、お酒やおつまみも展開しており居酒屋兼食堂兼ラーメン屋という感じでしょうか。
人気ナンバー1メニューは「しじみラーメン」1200円。
各種ラーメンのほかにも、カレー、丼物などのメニューを展開しています。
お得なランチメニューもあります。お腹一杯になりますね!
🖋実食レビュー
今回は当店の1番人気「しじみラーメン」と「親子丼」をオーダーしました。
・しじみラーメン
きれいな容器で登場。胴が比較的浅い、鍋のような器です。しじみの貝を入れる容器と共にトレーにのっています。塩ラーメンと、しじみのかおりが食欲をそそりますね。
具材はとてもシンプル。しじみ、ネギ、水菜。写真では見ずらいですが、かなりのしじみの量です。きもち白濁のスープ。チャーシューが入っていると動物系の臭みを感じてしまうのでチャーシューがないのは正解だと思います。
スープにもしじみエキスが。昆布+鶏ガラベースかな。旨味がしっかりきいていておいしいです。塩っ気はほどよく、のみやすいスープです。主役のしじみも大粒とまではいきませんが、中粒~大粒の間という感じ。あまりにも身が小さいとほじほじするのにストレスになりますが、このサイズ感があれば大丈夫。しじみの身もおいしい!量もなかなかありしっかり食べ応えもあります。
麺は稚内のラーメンらしさがでた色白のウェーブ細麺。小麦のかおりがする麺。歯ごたえが少々「にちゃにちゃ」します。この塩スープとの相性は良いかと思います。ご当地グルメと言っても、しっかりと満足できるクオリティで色物感はありません。1200円の価格というのはラーメンとしては値がはりますが、それなりのサイズ感、量のしじみが入っていることを考えると妥当なのかなと。
・親子丼
こちらもしっかりとしたボリューム感。わかめとネギの味噌汁、そして沢庵ときゅうりの浅漬けがついてきます。
鶏肉の量がすごいです!シイタケ、ごぼう、たけのこ。玉子でゆるめにとじられています。
鶏肉は炙ってあり香ばしいです。ひと手間くわわっていてこういうところは料理人のしっかりとした腕を感じます。全体的にも上品な甘みで、具材の旨味もでていて非常に質の高い親子丼だと感じます。
最後に
南稚内駅からほど近い場所にある名店「はるき茶屋」をご紹介しました。「料理とお酒の店」とも謳っているのでまた夜は雰囲気が違うのでしょうね。1番人気のしじみラーメンも、親子丼もおいしかったです。店主なかなか腕利きかなと。ほかのメニューもチャレンジしてみたいですね!この「しじみラーメン」ですが、どちらかというと「天塩町」のご当地グルメかなと思いますが、天塩で食べれなかった方は、ぜひ稚内でチャレンジしてみてください!
美味しさ:
コスパ:
おすすめ度: