投稿日:2021年10月1日 | 最終更新日:2023年4月19日
北海道の離島「利尻島」日本百名山、利尻富士を登山したり、ウニやナマコ、利尻昆布など、新鮮な海の幸を求めて、たくさんの人が訪れる人気の観光地でもあります。そんな魅力あふれる利尻島に「ミルピス」なる飲料水があるのをご存じでしょうか?利尻島が誇るB級グルメ、ミルピスなる謎飲料に迫ります!
💡ミルピスとは?
ミルピスとは利尻島の森原八千代さんが製造、販売している「乳酸飲料」です。中身は、牛乳・砂糖・乳酸・クエン酸・香料で、瓶の蓋には「無脂乳固形分20.2%・乳脂肪分0.9%」と表記してあります。製造方法は秘密だそう(笑)
ミルピスの始まりは1965年。酪農家を営んでいた森原さんが、今のミルピスの元になる飲み物に出会い、独自に味を改良。現在の味になり1967年に販売が開始されたそうです。販売から半世紀以上、ピークの時よりはだいぶお客さんは減ったものの、根強いファンも多く、今でも利尻島が誇るB級グルメとして、その地位を確立しています。
ⓘミルピス商店 インフォメーション
住所:利尻町沓形字新湊153番地 電話番号:0163-84-2227
沓形市街を、北上していくと、国道沿いに看板やのぼりがあるので、そこを曲がると、一軒家があり、つきあたりに年季の入った店舗「ミルピス商店」が出てきます。
営業時間:7:00〜20:00
定休日:無休
駐車場:あり
座席:店内にイートインスペースあり
🍴ミルピス商店 メニュー
ミルピスは1本350円です。瓶での持ち帰りは1本410円です。
ミルピス以外にも、島内で採取した原料を使った無添加果実ジュースも製造しています。壁にメニューがあり、柿酢、野グミ・こくわ・グズベリ・ギョウジャニンニク・利尻昆布・アロエ・ハマナス・ヤマブドウ・しそ・キンカン・いちご・にんじん・甘夏みかん・みかんなど種類展開が半端ないです。ちなみにおにぎりや、ゆで玉子も販売しているようです(笑)
ちなみにミルピスは原液も販売しています。作り方やアレンジレシピ!?などもあり親切です。原液は冷凍保存もできるみたいですね。
ちなみに精算ですがセルフです。箱にお金をいれます。お釣りもあるので心配無用です。信頼されているわけですから、悪いことをしてはいけません。
🖋ミルピス 実食レビュー
店内にある飲料用の冷蔵庫から、自分でミルピスを取り出していただきます。
瓶には「最果て自家製」「利尻手作り乳酸飲料ミルピス」の赤い文字が。さぁ、実食ならぬ、実飲です。
飲んでみると、実に爽やかな味わい。非常に飲みやすいです。ミルピスは「乳酸菌飲料」ではなく、「乳酸飲料」。カルピスよりも、味がライトで、ヤクルトのような強い酸味は感じません。ごくごく飲めます。
飲み終わると、冷蔵庫の隣にあるケースに瓶を戻します。ごちそうさまでした。
最後に
利尻島が誇るB級グルメ、島が誇る謎飲料「ミルピス」の正体がわかりました(笑)名前も、見た目も、味の方向性も「カルピス」に似ていますが、似て非なるものです(笑)利尻島に来たら、海鮮、「ラーメン味楽」の焼き醤油ラーメン、そして「ミルピス」がマストグルメだと思っています。こういうご当地感のあるものが残っているって素敵ですよね。ぜひ、島を訪れた際はミルピスでのどを潤してください。
美味しさ:
コスパ:
おすすめ度: