投稿日:2021年9月30日 | 最終更新日:2023年4月19日
北海道の離島「利尻島」人口4000人強の有人島で、人気の観光地でもあります。島の中心にそびえる利尻山に、おいしいグルメ、魅力がたくさん詰まった島です。そんな利尻島に訪れた際に、おすすめの観光地が「利尻町立博物館」利尻島のことをもっとたくさん知ることができると、観光がさらに楽しくなりますよ!
💡利尻町立博物館とは?
利尻町立博物館は、「自然・海、人間の調和」をテーマに、利尻町の自然や歴史、海と共に生きてきた利尻の人々の生活や文化などを知ることができる博物館です。
ⓘ利尻町立博物館 インフォメーション
住所:利尻郡利尻町仙法志字本町136 電話番号:0163-85-1411
営業時間:午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
定休日:月曜日、祝日の翌日、年末年始 (ただし7月、8月は毎日開館しています)
入館料:大人200円、高校生以下無料
館内、写真撮影可能です。
📷利尻町立博物館 館内の様子
入館してまず目に飛び込んでくるのが「川崎船」明治から昭和まで主にタラ漁で使用されてきた船です。こちらは実物の3分の2ほどの模型ですが、迫力が伝わってきます。そして、利尻島内の動植物について写真展示があります。
常設展示は1Fフロアのみです。
入ると、利尻島近海で見られる海獣たちのはく製があり、迫力があります。
最初に、利尻島についての紹介、島の成立ちなどが説明展示されています。利尻火山の影響によって島は形成されてきました。最新の研究成果と共に紹介されています。
和人の歴史展示があります。利尻島には多くの遺跡があり、旧石器時代から人が住んでいたそうです。考古学コーナーでは、主に縄文〜オホーツク文化期の亦稚貝塚および種屯内貝塚から出土した遺物、約 100 点を展示しています。
明治から昭和にかけて、一攫千金の夢を描いて、鰊漁にわたってきた大勢の人たちがいて、利尻島はにぎわいました。出稼ぎに来ていた若い衆と鰊番屋が再現され、実際に
鰊漁で使われた漁具などを展示しています。
ニシン漁が終焉したとはいえ、漁業は島の主要産業。現在の利尻島の漁業について知ることができます。
利尻島の近海で見られる、海洋生物に関する展示です。そして、島に関する豆知識を得ることができます。
最後に
利尻町立博物館をご紹介しました。けっこう年季がはいった施設です。館内そこまで大きくはありませんが、逆にコンパクトで疲れないので魅力の1つだと思います。利尻島について、歴史文化などの見識を広げることができるのでおすすめです。入館料200円ですから、気軽に入れます。フェリーターミナルからはかなり離れているのは、ネックな部分ですが、島内一周のついでに立ち寄ってほしいスポットです。マストとまではいきませんが、博物館で情報を取り入れると、観光を楽しくしてくれるのでおすすめです。ゆっくりで1時間弱、常設展示だけなら早くまわるなら20分~30分あれば充分かなと思います。島観光の途中で休憩がてら展示を見学されることをお勧めします。
所要時間 1時間弱
観光マスト度:★★★(道外の方)★★★(道内の方)
星の目安☟:
★★★★★ マストな観光地、これを見ないで帰れない
★★★★ 可能なら時間を作ってでも観光したい場所
★★★ 時間があれば、観光したい場所
★★ 時間に余裕がある人におすすめの場所
★ その地を何度も観光し、定番では満足できない人