実は何を隠そう北海道は、ワイン専用の醸造用ブドウ品種の栽培において、日本有数の産地なんです!余市町、池田町など評価の高いワイナリーが多数あります。そして、富良野市の「ふらのワイン」も人気、実力とも申し分のないワインです。今回は「ふらのワイン工場」の魅力についてお伝えします!
💡ふらのワイン工場とは?
昭和47年「富良野市ぶどう果樹研究所」が開設されたのがふらのワインの歴史の第一歩です。以来、山ぶどうを中心に生食用ぶどうを原料に、ふらのワインの醸造試験が開始されました。それから約50年にわたり数々のワインが誕生し多くの方に愛飲されてきました。

富良野地方の気候風土と土地条件がワインの本場、北欧に似て、原料ぶどうの育成に適しているのだそうです。さらに品種選定や品種改良、ぶどう栽培技術の導入を重ねることで完熟した良質なぶどうを育て、優れた醸造技術、細心の注意と心をこめた品質管理によってふらのワインが生まれました。ふらのワイン工場では、地元原料、醸造、販売という一貫体制の工場から、おいしいワインが醸造されています。
工場見学や試飲もでき、気に入ったワインを購入することもできます。ワイン工場限定商品もあります!
ⓘふらのワイン工場 インフォメーション
住所:富良野市清水山1161
電話番号:0167-22-3242


開館時間:9:00~17:00
休館日:年末年始
入館料:無料 駐車場:あり 無料
工場見学目安:20分~30分
📷ふらのワイン工場 館内の様子
地下
これまでビン詰めした製品、樽熟成、タンク熟成の様子などを見学できます。






2F
眼下に広がるふらの盆地と十勝岳連邦の山並みの眺望を楽しみながらふらのワインの試飲ができます。





ビン詰め作業の見学
毎日は行われていないのでタイミングがよければ見学できます!


売店
ここならではの品ぞろえ。工場限定商品もあります!





最後に
富良野産と聞いただけでも何を食べても、何を飲んでもおいしく感じるのは気のせいでしょうか(笑)気のせいではありません。恵まれた環境ということだけに奢らず、職人さんたちの絶えまぬ研究と技術の結晶が美味しいふらのワインを世に送りだしています。こちらの工場ではワインの工程などを学ぶことができ、改めて基本的なことも自分は知らないんだなぁというのを感じました。(例えば赤ワインと白ワインって製造工程がどう違うのかなど)ワインの基本的な知識も学べますし、無料で試飲もできます。ここでしか手に入らないワインもあり、ワイン好きにはぜひ来てほしい観光スポットですし、お土産をゲットするにも大変おすすめな場所です。
所要時間:1時間
観光マスト度:★★(県外の方)★★★(道内の方)
星の目安☟:
★★★★★ マストな観光地、これを見ないで帰れない
★★★★ 可能なら時間を作ってでも観光したい場所
★★★ 時間があれば、観光したい場所
★★ 時間に余裕がある人におすすめの場所
★ その地を何度も観光し、定番では満足できない人