北海道には絶景スポットは数多くありますが、その中でも、THE北海道という景色を楽しみたいならおすすめの場所が中標津にある開陽台です。標高270メートルの丘から見る景色はまさに圧巻。「ライダーの聖地」とも呼ばれているのだとか。今回は開陽台の魅力をお伝えします。

1. 開陽台インフォメーション
住所:中標津郡中標津町俣落

【営業時間】
4月下旬から10月末まで(午前9時から午後5時30分まで)
※10月は午前9時から午後4時30分まで
※屋上は常時開放しています。
【駐車場】
約60台(バス6台)


【施設概要】
(1階)
・軽食コーナー(カフェ・カイヨウダイ)
・中標津町の郷土品展示
・パンフレットコーナー など
(2階展望回廊)
・中標津町及び周辺地域の写真展
・望遠鏡 など
(屋上)
・パフォーマンスサークル
・望遠鏡 など

2. 開陽台展望台の楽しみ方

開陽台展望館内で営業しているカフェ・カイヨウダイでは、ソフトクリームやジェラード,テレビでも紹介された「シレトコ・ドーナッツ」などを販売しています。おすすめは、開陽台の麓で採取したはちみつをつかった「しあわせのはちみつソフト」(380円)です。絶景を眺めながら食べるソフトクリームは絶品です!必須グルメです。

3. 開陽台から見ることができる絶景
●圧巻の360度大パノラマ
展望台からは周囲をぐるり330度、豊かに広がる牧場、北海道遺産にも登録された格子状防風林の眺望が可能です。一部遠くに山の姿を望めますが、これが残りの30度です。360度どこを切り取っても素晴らしい景観です。



開陽台の西側には開陽台牧場が広がっています。なんとその面積は東京ドーム約100個分だとか。北海道の広大さを目の当たりにできます。この広大な草地に約1000頭の乳用牛を放牧しています。すごいスケールですよね!また、牧場の一画には長さ2600メートルの遊歩道があり、草原に放牧されている牛を間近で見ることもできます。植物や野鳥、昆虫などの観察も散策しながら楽しめるのでおすすめです。

●四角い太陽
気温と海水温の温度差によって光が屈折して起こる蜃気楼の一種で、太陽が四角く見えるのだそうです。
この地域は放射冷却が起こりやすいため、四角い太陽(変形太陽)が観測されやすいといわれています。ちなみに別海町の野付半島や尾岱沼などでも四角い太陽を見ることができるそうです。

中標津はアクセスがなかなか難しい場所ではあるのですが、開陽台は北海道の中でも3本の指に入るほどの絶景ポイントだと思っているので、ぜひ一度は来てほしい場所です。ライダーの聖地と言われているそうですが、ライダーに限らずおすすめです!ぜひ、絶景を臨みながら、人気のソフトクリームを味わってください。11月以降も展望台は解放されているので、絶景を眺めに来るだけでも損はないです。
所要時間:45分~1時間
観光マスト度:★★★★★(県外の方)★★★★★(道内の方)
星の目安☟:
★★★★★ マストな観光地、これを見ないで帰れない
★★★★ 可能なら時間を作ってでも観光したい場所
★★★ 時間があれば、観光したい場所
★★ 時間に余裕がある人におすすめの場所
★ その地を何度も観光し、定番では満足できない人
