投稿日:2020年10月29日 | 最終更新日:2022年4月16日
世界遺産にも登録されている北海道の知床。知床の中でも、絶大な知名度と人気を誇る観光地が「知床五湖」景観を守りつつ、観光客が散策しやすいように設備もばっちり整えられています!今回は日本最果ての地であり、道東観光の観光の目玉である知床五湖をご紹介します!
💡知床五湖とは?
知床八景の一つに数えられる観光地。一湖を見下ろす展望台や湖を巡る遊歩道が整備されています。5つの湖を見るなら、森林の中にある遊歩道を歩く必要があります。知床連山や原生林を水面に映す素晴らしい風景は一生に1度は見るべきまさに絶景です。エゾリス、エゾシカ、キタキツネなど観察することができ、ヒグマも生息しています。(遊歩道にクマが出没すると、遊歩道の散策は中止になってしまいます。高架木道は使用できます)




ⓘ知床五湖インフォメーション
住所:斜里町遠音別村
電話番号:0152-24-3323 (知床五湖フィールドハウス)
開館時間:4月下旬~11月上旬 7:30~18:30(開閉園時間変動あり)期間中は無休
駐車場代:500円 130台可能
整備された高架木道を歩く場合は、園内無料です。

地上遊歩道は季節によって利用方法が異なります
植生保護期(4月下旬~5月9日、8月1日~閉園)
散策前に、歩く際の注意事項やマナーなどのレクチャーを受けます。10分ほどスタックさんの話や、ヒグマ対策についてビデオを見ます。(受講料は1人250円 予約、当日受付も可)受講後は大ループ(五湖周遊)または小ループ(二湖周遊)のどちらかを選び、個人散策ができます。大ループは約3キロ 1時間30分 小ループは約1.6キロ 約40分を見積もってください。
ヒグマ活動期(5月10日~7月31日)
大ループツアー・・1日33ツアー(要事前予約、事前に指定を受けたガイドツアーに申し込む)1ツアーの定員は10名、10分から20分間隔で出発します。料金は4500円~5100円程度でガイドツアーによって異なります。
小ループツアー・・1日4ツアー(当日申し込む)1ツアーの定員は10名。出発は9時、11時、13時30分、16時。料金は2500円。
個人で散策するなら植生保護期がおすすめ。費用も抑えられます。知床のことを学んだり、じっくり楽しみたいならガイドをつけることをお勧めします。
🖋知床散策の手順
今回は植生保護期の個人散策の手順についてお伝えします。
高架木道散策の場合は下記の手続きは不要です。湖畔展望台まで800メートルの散策コースです。電気柵があるのでヒグマの心配をせずに散策が楽しめます。知床連山やオホーツク海の眺めは絶景。5湖あるうち「1湖」だけ見ることができます。
①知床五湖フィールドハウスで受付をします

②窓口で「立入認定証」を発行してもらいます。

③10分毎に注意事項やマナーに関するレクチャーがあります。※レクチャーを受けるために入る部屋に入ったら、それ以降散策が終わるまでトイレはありませんので、レクチャー前に済ませておくことを強くお勧めします。
④大ループ、小ループ選び散策します。小ループコースが選べず、大ループのみ散策可能な時もありますので、要確認です。知床の絶景を満喫しましょう!
📷知床五湖の魅力
大ループを散策した時の風景をご紹介したいと思います。さすが世界遺産の地!圧巻の景色を堪能できます。









ここからは高架木道から見ることができる景色をご紹介します。


知床五湖散策の前後に
知床五湖パークサービスセンターが、知床五湖フィールドハウスの隣にあります。こけももソフトクリーム300円が人気です。鹿肉バーガーなど、北海道ならではのメニューもあります。ハンバーガーの種類が豊富です。知床土産もそろっています。






最後に・・
日本国内に美しい場所はたくさんありますが、知床五湖は間違いなく国内屈指の景観美です。圧倒的な自然のスケール感・・個人的な感想では国内トップです。国内いろいろな場所へ行きましたが、ここまですごい景観の場所をわたしは知りません。道東旅行の際はマストな観光地です。必ず訪れましょう!知床散策はもろに天気が影響しますのでウトロ、羅臼界隈で最低1泊はして(宿の相場が高いので、斜里町市街で宿泊もありかと思います)天気の良い日に散策したいところです。撮影日は晴天ではありませんでしたが、雲の合間から晴れ間が指してくれたので良い風景を見ることができました。折角ですのでゆとりをもった旅程にして、知床五湖巡りはじっくり行っていただきたいです。満足度120%間違いなしです!
所要時間:2時間~2時間30分
観光マスト度:★★★★★(県外の方)★★★★★(道内の方)
星の目安☟:
★★★★★ マストな観光地、これを見ないで帰れない
★★★★ 可能なら時間を作ってでも観光したい場所
★★★ 時間があれば、観光したい場所
★★ 時間に余裕がある人におすすめの場所
★ その地を何度も観光し、定番では満足できない人