北見市 ピアソン記念館【道東・オホーツクおすすめ観光】北海道遺産にも選ばれた貴重な洋館!

北見市内にあるピアソン記念館。貴重な西洋館です。宣教師のピアソン夫妻とは、約40年間にわたって日本でキリスト教の伝道活動に専念した宣教師です。次世代に残したい北見市の貴重なスポットをご紹介します。

ピアソン記念館

💡ピアソン記念館とは?

この記念館は、ピアソン夫妻が実際に14年間ほど住んだ住宅です。彼らの伝道活動や慈善活動を語り継ぐために今も北見市指定文化財として大切に保全されています。

ピアソン記念館入口

この住宅は、1914年に建築されました。明治末期から昭和初期にかけて多くの洋風建築物を設計したヴォーリズ氏によって設計されました。

ピアソン記念館 インフォメーション

住所:北見市幸町7丁目4番28号

電話番号:0157−23−2546

ピアソン邸の裏庭

開館時間:9:30~16:30

休館日:毎週月曜日・国民の祝日の翌日(金・土曜日が祝日にあたる場合は当日および翌日も通常どおり開館)・12月30日〜1月6日

駐車場:あり 数台可

入館無料 

📷ピアソン記念館の様子

館内は2階建てで1階と2階部分どちらも見学できます。

玄関から上がったホール部分

当時、このホールの部分は「台所」だったようです。今は夫妻の写真と紹介の展示があります。右手にトイレがあります。

ピアソン夫婦の写真

順路としてまず左手にある「だんらん室」に入ります。

ピアソン氏が編纂した聖書

ピアソン氏は、文語体で書かれた日本語の聖書をもっと読みやすく分かりやすくするために、聖書に注釈をつける作業を行いました。

日本語を学びながら、なんと28年もの歳月をかけて完成させたそうです。聖書と人々への愛情が感じられます。

展示室の様子

広い展示室は当時は「居間・リビング」だったそうです。日が差し込んでとても明るい、気の温もりが温かい居間でした。

続いて階段を上がって2階に行きます。

2階にも100年以上前の歴史がズラリ

設計者ヴォーリス氏の記念室

階段を上がって左手にある部屋が「ヴォーリス記念室」。当時は「書庫兼納戸」として使われていました。ピアソン夫妻の住宅を設計した腕利きの建築家ヴォーリス氏の生涯を知ることができます。

ヴォーリス氏も熱心なキリスト教の伝道者でした。25歳で来日し、84歳で亡くなるまで日本にとどまったそうです。

当館のジオラマ

さらに「エリザベス市資料展示室」では、北見市の姉妹都市エリザベス市についての紹介やこれまでの親交の様子が写真で見ることができます。

お隣の部屋は「唐笠記念室」があります。この方は、ピアソン夫妻が帰国して空き家になった当館を買い取って、住宅兼集まりの場として使用しました。ピアソン邸を保存するために尽力されたんですね。ピアソン夫妻のゆかりのある人物です。

最後に

ピアソン記念館は、北見市の歴史を知る上でもとても良い場所でした。遠いアメリカから日本に移り住んで、日本人と交流しながらキリスト教の伝道を熱心に行った1組の夫婦がいたことを初めてしりました。

また、彼らが快適に過ごせるように家を設計したヴォーリス氏や、ピアソン夫妻の功労を後世に伝えるために尽力した日本人がいたことも知ることができました。その土地、その土地に、歴史や友情があるんですね。

北見市内にはハッカ記念館くらいしか観光スポットがないため、こちらも貴重な観光スポットです。無料ですし、気軽に入館できます。個人的にはおすすめな「ピアソン記念館」でした。

所要時間:45分~1時間

観光マスト度:★(県外の方)★★(道内の方)

星の目安☟:

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★★★★ 可能なら時間を作ってでも観光したい場所

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