北海道でも随一の観光都市「函館市」魅力的なグルメもそろっています。とりわけ新鮮な海鮮を求めて多くの観光客が足を運ぶ場所は「朝市」。そんな朝市の一角にある大きな海鮮居酒屋が「函館海鮮料理 海光房」。新鮮な魚介が食べられるということで人気のお店です。どんなお店なのか実食レポです!
💡海光房とは?
三矢水産が営む海鮮居酒屋です。三矢水産は1992年に函館朝市内にカニ問屋を開業。道南エリアを中心とした北海道全域の漁港から高品質な活ガニを仕入れていましたが、「地元のお客様や観光客の方々にもおいしい魚貝を味わっていただきたい」との考えから三矢水産に隣接する形で2007年に海光房をオープンしました。

お店の特徴は何と言っても巨大な生け簀。店内の中央にある生け簀はなんと容量9トン。そこから引き上げられるタラバガニや毛ガニといった鮮度抜群の活ガニが海光房の看板商品です。店頭にも生け簀と水槽を設置し、イカやタコ、貝など活けの魚貝20種類前後を常備していて。味覚だけではなく、視覚も楽しませてくれる、観光客から絶大な支持を得ているお店です。
ⓘ 海光房 インフォメーション
住所:北海道函館市若松町11-8 電話番号:0138-26-8878


営業時間:11:00~14:00(13:30L.O.) 17:00~23:00(22:00L.O.)
定休日:不定休
予約:可能
駐車場:なし
座席:134席 テーブル席、お座敷席


🍴海光房 メニュー
たくさんの魚介がありますのでメニューはかなり豊富。居酒屋スタイルですが、もちろん子供連れにもおすすめのお店です。
函館と言えば「イカ」ですが、新鮮なイカを堪能できるメニューがあります!採れたての味を堪能できる「イカ刺し」は時価で1500円~。

お酒に合う一品料理もそろっています。「かに玉子焼き」は人気メニュー。
















🖋実食レビュー
おいしい料理をいただく前にまず一杯。「海光房」と書かれたグラスでビールをいただきます。ビールはもちろん「サッポロクラシック」です。サワー、カクテル、日本酒、焼酎、梅酒、ワインなどの各種アルコール類充実しています。もちろんソフトドリンクもあります。

お通しは1人550円。小鉢2つで550円かと少々テンション👇になりますが・・・料理に期待しましょう。ニシン漬けと、数の子ワサビでした。お通しは夕食のみという情報もありますが、どうなのでしょう。

やはりマストなのは「活イカ」ですね。活イカ一杯をまるまるつかった「イカ刺し」です。イカは特に鮮度が命ですからね。イカならではの甘さ、弾力申し分ありません。大根おろしや、生姜でアクセントを効かせて、ペロッといただきました!

吞兵衛さんからすると邪道なのかもしれませんが、個人的にはお酒をいただきながら、ライスもいける口なので「ライスセット」をオーダー。ライス、お味噌汁、塩辛、梅軟骨、キュウリの漬物。これは満足度が高いです。特に梅軟骨はごはんと絡んでおいしいです。ライスの炊き具合もばっちり。

そしてお店の人気メニュー「元祖タラバスープ」。土鍋に入って熱々の状態で登場です。

タラバガニの旨みが染み出たゆで汁にカニ肉をたっぷりと合わせ、和のテイストで仕上がっていますが、インバウンド(特に中国人)を意識してか、とろみをつけたスープになっています。

タラバの身もしっかりと入っていて、これはおいしいです。スープもカニの旨味が感じられます。それにしても体が温まります。好みで七味唐辛子や黒コショウを振って食べてみてください。

こちらもメニューに「おすすめ」表示があった「イカゴロ鉄板焼き」。生もいいですが、焼きもいいですよね。イカゴロとは「肝」のことです。道産味噌を使用し、甘辛の濃い味わいのソースがかかっています。味が濃いめなので、お酒のお供にあいます。

一品料理の人気NO1メニュー「たらマヨ玉子焼き」。道南の南茅部産特選たらこをフワッとたまごで巻いてあります。玉子焼きがほんのりとした甘さ、そしてたらこのしょっぱさがコラボしておいしいです。大根おろしがそえられています。

海鮮ばかりのメニューだったのでご飯に絡むものも欲しいなということで「豚バラ味噌焼き」。海鮮屋さんですからね。味は可もなく不可もなくです。それにしても、小さなお肉6切とは・・・しょぼすぎるかな。

最後に
函館随一の観光スポット朝市にある海鮮居酒屋「海光房」をご紹介しました。大きな生け簀がインパクト十分。「海の町」を存分にアピールしていますね。立地が良く、大箱なお店なので安心感があります。イカ・カニなど海鮮の質は総じて高いですが、如何せん「価格が高い」。コスパという面では少々疑問符が付きますが、お店の雰囲気、立地などトータルで考えると、観光客に支持されている理由は十分かなと。地元は選ばないでしょうが、接待や、観光客として割り切っていくならオススメかなと思います。
美味しさ:
コスパ:
おすすめ度: