投稿日:2023年1月23日 | 最終更新日:2023年1月23日
北海道最大の都市「札幌市」は観光スポットはもちろん、おすすめグルメも盛りだくさん。札幌味噌ラーメンに、スープカレー・・あれもこれも食べてついつい胃袋を酷使しがち。そんな時に食べたくなるのが「うどん」今回は札幌では珍しい本格的な博多(福岡)うどんを提供する人気店「増田うどん」をご紹介します。
💡増田うどんとは?
増田うどんの開店は2013年。中央区役所やプリンスホテルの近くにある「博多(福岡)うどん専門」のお店です。店主は福岡県ご出身の方で故郷のうどんを札幌でも提供しようと開店しました。
北海道では一般的にコシのある「さぬきうどん」が主流です。博多うどんの特徴は「柔らかい」こと。そして「澄んだつゆ」です。ふわふわとした小麦が香る柔らかな食感が優しい味わいのつゆと絶妙にマッチします。ちなみに博多は「うどんの発祥の地」とも言われているようです。博多うどんが柔らかな麺になったのは、その昔、忙しい商人たちに素早くうどんを提供するため、あらかじめ麺を茹でておいたからだと言われているそうです。
ⓘ増田うどん インフォメーション
住所:札幌市中央区南3条西9丁目1000-6イオ南3条ビル1F 電話番号:011-231-8188

営業時間:11:00〜16:00(LO15:30)
定休日:日曜日、第1第3月曜日
予約:不可
駐車場:無し 店舗向かいにコインパーキングあり
座席:18席 テーブル席、カウンター席
店内はおしゃれなカフェのような雰囲気です。女性一人でも気兼ねなく入ることができると思います。


🍴増田うどん メニュー
お店の看板メニューは「増田肉うどん」920円です。そして博多うどんらしさがある「ごぼ天うどん」790円。各種かけうどんがあり、季節限定(10月~4月)でなべ焼きうどん1100円も提供しています。

ぶっかけうどんもあります。そして、トッピングもできます。

+1メニューとして、天ぷら飯、とり天飯も人気です。

お店は「打ちたて」「茹でたて」「揚げたて」にこだわっているようです。

トッピングとして、いか天、ちくわ天、たまご天、とろろ昆布と梅干もあります。

🖋実食レビュー
ナンバー1メニュー「かけ増田肉うどん」に加え、博多うどんらしく「ごぼ天」トッピングしてみました!
いやはやなかなかパンチがきいた見た目です。それにしてもごぼ天でかっ(笑)完全にはみってます。増田肉うどんは名前にたがわずの肉肉しさ。天かすに刻みネギのトッピング。椀もなかなかの大きさです。

さてうどんの麺ですが中太。本場博多で食べたうどんよりも「コシ」があります。柔らかすぎず、硬すぎず・・・おそらく讃岐うどんですっかり慣れてしまっている札幌民の舌に合わせて、カスタマイズしているのでしょう。「いいとこどり」という感じでしょうか。つるっとした食感に小麦の香りも感じる非常においしい麺だと思います。

牛肉は脂身も程よく甘辛い味付け。このあたりも甘辛好きの北海道民の好みの味になっているのかなと思います。お出汁は関西風。あごだしですが、あっさりの中にも深みを感じます。肉の旨味、生姜、昆布の風味があわさっておいしいお出汁になっています。ごぼ天も揚げかた、塩加減ともに良かったです。肉うどんにはよく合うトッピングだと思います。全体的にボリューム感もなかなかありました。多めに食べたい方はライスを注文して、肉うどんのお肉をのせて、牛肉もどきを作るのもありかなぁと個人的には思いました。

最後に
札幌市随一の人気うどん店「増田うどん」をご紹介しました。お店の雰囲気、接客とても良いお店でした。店主のうどん愛も感じましたね。本格的な博多うどんかつ、北海道民の舌にもなじむように、麺、出汁ともに研究されています。いいとこどりの「ハイブリッド型」うどん店と言えるかもしれません。丸亀や、はなまるの影響でうどん=安いというイメージがあるので、そちらと比べてしまうと少々お高いイメージありますが、満足度は非常に高いうどんだなと感じました。ぜひ札幌で博多うどんをご賞味くださいませ!
美味しさ:
コスパ:
おすすめ度: