日本最北端の街「稚内市」特に大きな観光地はありませんが、旅好きな人は一度は訪れたい場所です。稚内グルメと言えばおいしい海鮮、稚内ラーメン、チャーメン、スラッピージョー!?など様々ですが・・・今回ご紹介するのは「稚内地方合同庁舎食堂 食事処旬」。なにかすごいグルメがあるわけではありませんが、稚内グルメを一通り満喫した人、とにかく食事代は安く済ませたい方にはおすすめの食堂です。
💡稚内地方合同庁舎食堂とは?
稚内地方合同庁舎は、開発局や、法務局、税務署など国の出先機関が入居する6階建てのビルです。食堂は6Fにあります。地元のおばちゃんが調理していたので安くておいしいと、静かなるブームでしたが2020年6月に一度閉店。しかし2021年春に事業者が変わりリニューアルオープン。現在は有限会社永久という稚内の会社が運営しています。
ⓘ稚内地方合同庁舎食堂 インフォメーション
住所:稚内市末広5-6-1 稚内地方合同庁舎 6F 電話番号:0162-33-1030

※稚内駅近くにある「稚内市役所」とは異なりますのでご注意ください。かく言うわたしも最初間違えて行ってしまいました・・。
営業時間:11:30~14:00(L.O13:30)
定休日:土曜日・日曜日・祝日
予約:不可
駐車場:合同庁舎の駐車場を利用
座席:48席(カウンター12席、テーブル36席)


🍴稚内地方合同庁舎メニュー
夏のウニ漁解禁後は「ウニ丼」も期間限定販売。お値段なんと1200円!安い!安すぎます!すばらしい!

入口前に食券があるので購入します。人気の日替わり定食は700円。食堂の定番カレーライスは450円。各種丼物、麺類などそろっています。ラーメンは500円、かけそば、かけうどん、焼きそばは400円で食べることができます。やはり庁舎系食堂は、財布にやさしい価格設定です!

日替わり定食は2種類あり定食Aが肉系、Bが魚系です。

飲み物や、お箸、味変調味料はカウンターにありセルフです。

🖋実食レビュー
やはり定番物が食べたいので「日替わり定食A」そして麺類からは「ジャージャー麺」をチョイスしました。
・日替わり定食A
この日の日替わりはハムカツとささみしそカツ。カツがのったお皿にはキャベツの千切りとマカロニサラダ、もやしときゅうりのナムルに、揚げ、サツマイモ、ニンジンの煮物、ご飯、みそ汁、お漬物というラインナップ。ご飯も200g超はあるかな。全体的にはなかなかのボリューム感。

カツはハムカツ2切れと、ささみしそカツが1切でした。日替わり定食は人気メニューでしょうから、カツは作り置き。しょうがないのですが熱々でないのが少々残念。ソースをつけていただきますが、まぁ、普通かな・・・。トンカツと違い、少々ライスとの絡みもいまいちです。煮物やお味噌汁は、おふくろの味という感じで落ち着きますね。主役のおかずは日替わりなので、この日のメニューだけで評価はできませんが、お値段を考えると、悪くないかなという印象は受けました。おなか一杯という感じではありませんが、男性にも満足感があるボリュームだと感じました。

・ジャージャー麺
白い器に乗って登場。卵麺の上に、味噌ひき肉炒め、タケノコ、玉ねぎ、真ん中に卵黄。刻みネギがかかっています。うーむ・・・いまいち美味しくなさそう(笑)イメージとしては、豆板醤などのスパイシーな香辛料と、味噌+ひき肉の甘い香りで食欲をそそる感じなのですが、こちらのジャージャー麵はいまいち匂いがしてきません。

麺と餡を混ぜ合わせるのですが、餡がネチョッとしていて食感がよろしくないです。味付けも、肉みその旨味もいまいちですし、辛味もいまいちですし・・・。ボリュームは気持ち少なめ。味いまいちなのでボリュームが多くなくて正直助かったかも・・。王道のラーメンにしておけばよかったかと少々後悔。

最後に
もちろん普通のお店からすると安いのですが、市庁舎の食堂としては少々お値段高めなのかなと思いました。リニューアルしたてで、中は非常にきれいで、ビルの最上階から市街地を一望しながらランチできるのはうれしいです。基本的には職員さんが多いのですが、一般の方も利用可能。勇気をもって入りましょう。味は、普通の社員食堂かなというレベルですね。健康的にそれなりのボリュームがあるので、日替わり定食が軸かなと思います。夏限定にうに丼気になるので、次回はチャレンジしてみたいです。お食事にはあまりお金をかけたくない方には財布にやさしいこちらの食堂がお得です!
美味しさ:
コスパ:
おすすめ度: