札幌 北海道開拓の村【札幌おすすめ観光スポット】建築から学ぶ開拓の歴史!

北海道に来たら、雄大な景色を見るもよし、おいしいグルメに舌鼓をうつのも良しですが、せっかく来たなら、北海道の開拓の歴史を学んでほしい・・・今回は札幌郊外の場所で、開拓期の暮らしを村ごと再現している「北海道開拓の村」にスポットライトを当ててみたいと思います。

💡北海道開拓の村とは?

明治から昭和初期にかけて建築された北海道各地の建造物を、54.2ヘクタールの敷地に移築復元・再現した野外博物館です。

開拓当時の生活を体感的に学ぶことができます。そして、文化の流れを示す貴重な建造物を保存し、後世に伝えることを目的に1984年4月に開村しています。

タイムスリップして、開拓時代の知恵や、先人たちの努力を見ることができます。

ⓘ北海道開拓の村 インフォメーション

住所:札幌市厚別区厚別町小野幌50-1 電話番号:011-898-2692

レトロな街並み

営業時間:

5月~9月 9:00~17:00 無休

10月~4月 9:00~16:30 月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)

12月29日~1月3日は休村日

入村料:

個人団体(10名以上)
一般800円700円
大学生・高校生600円500円

※年間パスポート:1500円

※中学生以下、65歳以上、障碍者手帳を持っている方は無料

※高校生は、土曜日、子供の日、文化の日、10名以上の団体は無料 

エントランス

駐車場:あり 400台 無料

車いす、ベビーカーの貸出、授乳室あり 

📷北海道開拓の村案内図

エリアは4つに分けられています

施設内マップ:北海道開拓の村 HPより

●市街地群 ●漁村群 ●農村群 ●山村群

全部で52の建物があります!以下、写真でそれぞれのエリアがどんな雰囲気なのかお伝えします。

📷北海道開拓の村歩き

市街地群

レトロですね
中も入れます!染物屋さんです
こちら床屋さん
リアルです!
中学校もあります

漁村群

漁村の家
家の中
漁船が入っている蔵もありました

農村部

開拓初期の住居
住居の中
酪農の畜舎などもあります
のどかな雰囲気です

山村群

林の中を歩きます
炭焼小屋
林業の人たちの一時的住居
住居の中 集団生活ですね
森林鉄道

北海道開拓の村の楽しみ方

馬車鉄道 (12月~3月の土日祝日、札幌雪祭り期間は馬そり) 

レトロな建物が並ぶ街並みを、国内唯一の馬車鉄道が走ります。

国内唯一の馬車鉄道

乗車料:大人(15歳以上)250円、小人(3歳~14歳)100円

体験学習

毎月2種類の伝統遊具づくりを行っています(無料)棟内では、お手玉やめんこ、竹割など昔の玩具で遊べます。夏期間は屋外のこども広場で竹馬、輪まわしなどで遊びことができます。

レストラン 

カレー、ラーメン、定食のほかにもいももちなどの軽食もあります。

店内の様子

周辺の見どころ

野幌森林公園、北海道百年記念塔(老朽化のために立ち入りできません。取り壊しが決まっています)北海道博物館など、周辺は見どころ盛りだくさんです。ぜひ、あわせて立ち寄ってみてください。

森林公園は広いんです!見どころたくさん!

最後に

昭和レトロどころか、明治・大正レトロにタイムスリップすることができます。北海道の礎を築いてこられた人たちの知恵や努力を学ぶことができ、非常に興味深い施設です。ちなみに、全部の施設を見て回ったのですが、10000歩ほどになりました。年配の方も、市街地群を回るだけでも、懐かしい風景を十分楽しむことができると思います。(山村群は年配の方、障がいをお持ちの方は行くことが難しいかなと感じます)65歳以上の方は無料ですし!自然も豊富で、わたしが見学したときも間近にエゾリスが出てきました。学びの場にもなるので、子供連れにもおすすめの施設です。

エゾリスが木の実をくわえて出てきました!

所要時間:3時間~4時間

観光マスト度:★★★(道外の方)★★★★(道内の方)

星の目安☟:

★★★★★ マストな観光地、これを見ないで帰れない

★★★★ 可能なら時間を作ってでも観光したい場所

★★★ 時間があれば、観光したい場所

★★ 時間に余裕がある人におすすめの場所

★ その地を何度も観光し、定番では満足できない人