函館市 ペシェ・ミニヨン【函館おすすめスイーツ】閑静な住宅街に佇む本格フランス菓子のお店!

投稿日:2022年9月21日 | 最終更新日:2022年9月21日

函館の閑静な住宅街の中に緑に囲まれた別世界をご存知ですか?伝統あるフランス菓子をおしゃれに美味しく作り続けるフランス菓子屋さんがあるのです。知る人ぞ知る、素敵な空間と美味しい時間を堪能しに「ペシェ・ミニヨン」に行ってきました。

ペシェ・ミニヨン インフォメーション

住所:北海道函館市乃木町1−2  電話:0138-31-4301

店舗外観

住宅街の中にひっそりと佇む店舗です。緑に囲まれてどこか秘密の花園チック。

営業時間:11:00〜18:00 (サロン 11:00〜L.O17:30)

定休日:火曜日・水曜日 (祝日の場合は営業)

駐車場:店舗前にあり

💡ペシェ・ミニヨンとは?

「ペシェ・ミニヨン」は1992年に創業しました。先代が「本格的なフランス菓子を、たくさんの方に食べてもらいたい。」そんな願いから生まれたお店です。「美味しい」の笑顔を求めて一つ一つのお菓子に真心を込めて作っています。ちなみにこちらを経営する会社の傘下には、チーズオムレットが代表的な函館の人気洋菓子「ペイストリースナッフルス」があります。

ちなみに店名ですが、フランス語の「ペシェ・ミニヨン」とは、直訳すると「小さな罪」となり、「我慢できずについつい食べてしまうくらい大好きな食べ物」のことを指しています。可愛らしい名前のお店ですね。

📷 ペシェ・ミニヨン 店内の様子

中に入ると奥行きがあり明るい照明と、明るいスタッフさんの元気な挨拶で迎えられます。フランス菓子というと敷居が高く、よくわからないお菓子が並んでいるイメージがありましたが、気取った雰囲気ではありませんでした。スタッフが「お菓子についてご紹介しますので、なんでも尋ねてくださいね。」と優しく声をかけてくださいました。

おいしそうな洋菓子がずらり

色とりどりのお菓子たち。まずはどんなお菓子があるのか目で楽しみたいですよね。しばらくゆっくりとディスプレイを見させてくれたのも好印象でした。

どれも見るからにおいしそう・・・

生ケーキは、400円台後半〜500円台です。価格設定もそこまで強気ではないなと感じてしまいます。一つ一つがまさに芸術です!とても美しいですね。

価格設定もなかなかgood!
1つ1つが芸術ですね!

生ケーキの反対側のショーケースには「マカロン」や他の焼き菓子がずらり。こんなにレインボーカラーで多彩だとは思いませんでした。

焼き菓子もあります!

マカロンは15種類ほどありました。どれも美味しそう!

マカロンもカラフル!
マロンヌ各種

今日はサロン(喫茶)でケーキとドリンクをいただきます。お店のさらに奥にこのようなサロンスペースがあります。大きな窓から木漏れ日が柔らかくそそぎ、開放的な空間です。この日もお客さんがたくさんおられました。

お客さんがたくさん

🖊カフェ実食レポ

こちらのカフェに来たら味わいたいのがケーキセット 1100円。好きなケーキ1つとドリンクのセットです。サロンスペース手前のケーキがたくさん並んでいた場所で、サロンで「ケーキセット」を注文したい旨を伝えます。そして、ショーケースの中のケーキから1つ選びます。選んだケーキはスタッフさんが後ほどテーブルまで持ってきてくれます。

ケーキセット

席に案内されたら、こちらのメニューからドリンクを選んで注文します。

ドリンクメニュー&お食事メニュー
ちなみのゴージャスなアフタヌーンティーセットもあります

この日は2人で行き、1人がケーキセットを注文し、もう1人はケーキのみを注文しました。

美しい!

●ミルフィーユ フレーズ 540円:HPより−「さっくりと焼き上げたフィユタージュが、カスタードとバタークリームの味わいを引き立てているイチゴのミルフィーユ。」

実食:ミルフィーユは食べにくいのが難点ですが、あまり気にせず豪快にフォークで崩していただきました。甘酸っぱいイチゴと甘いクリームがマッチしていて美味しかったです。上品ながらも、お高く留まっていない親しみやすさも感じられるおいしさ。

ミルフィーユ フレーズ

●フォレノワールグリオット 455円:HPより−「しゅわっとした食感のバニラムースに、ダークチェリーが入った、軽い食感のチョコスポンジのケーキ。」

実食:空気のように軽かったですね。何個でも食べれてしまうぞ、と思いました。ビターな甘さのチョコにダークチェリーがアクセントとなり、ちょっぴり大人の味でした。

フォレノワールグリオット

●うれしのダージリン 700円:「嬉野紅茶を和紅茶に仕立てた、クセのない優しい味わい。」

実食:どんなケーキにも合うであろう、飲みやすさとクセのなさ。ポット入りなので2−3杯はいただけます。甘いケーキにすっきりとした飲み口でとても良かったです。

うれしのダージリン

🖊 実食レポ お土産編

マカロンを3種類実食します。普段、なかなかマカロンをいただく機会はないので楽しみです。

今回は「フレーズ(イチゴ)」・「バナーヌ・ココ(バナナ)」・「シトロン(レモン)」をいただきました。

マカロン3種

中は、このように層になっていて、フカフカな部分とペースト状の部分になっていました。マカロンは卵白・砂糖・アーモンドを使った繊細なお菓子。特に高い気温には弱く生菓子と同じように扱うべきお菓子です。

きれいな色です
原材料等

それぞれの味で思っていたよりもはっきりとした味わいを感じました。いちごは結構酸味を感じましたし、バナナは香りが強くバナナ特有の甘味を感じました。シトロンはレモンの爽やかな香りと酸味がありました。マカロンは高級なお菓子ですよね〜。でも、たまには自分へのご褒美に、または特別な日などにマカロンを贈っても素敵ですね。

最後に

函館の素敵なフランス菓子屋さん、「ペシェ・ミニヨン」はいかがでしたか?お店は大きな通り沿いではないので、静かで隠れ家的なカフェを楽しむことができます。スタッフもとても親切で気さくです。生ケーキの種類も豊富ですし、一つ一つ丁寧に作られているのがわかります。マカロンや他の焼き菓子もお土産やギフトに喜ばれること間違いなしです。同じ会社が経営するペイストリースナッフルスのほうが「庶民派」こちらが「高級路線」という感じでしょうか。と、言っても味よし、雰囲気よしですからコスパの良さも感じます。函館に来た際にはぜひ、立ち寄りたいお勧めのお店です。

●見た目(映え度)

評価 :5/5。

●レア感 

評価 :4/5。

●コスパ  

評価 :4/5。

●お味 

評価 :4.5/5。