北海道の人なら知らない人はいない「やきそば弁当」。道産子はカップ焼きそばと言えば「やきそば弁当」。ペヤングや一平ちゃんではありません。北海道が誇るB級グルメ、ソウルフードです。今回はどさんこの心と胃袋をわしづかみにする「やきそば弁当」の中から「ちょい辛」と「コク甘ソース」をご紹介します。
💡やきそば弁当とは
「やきそば弁当」は東洋水産という会社が販売しています。愛称は「やき弁」ここで少し「やきそば弁当」の歴史を振り返ってみたいと思います。「やきそば弁当」は1975年に北海道ではなく本州で発売されました。1976年2月北海道でも発売が開始されたことの記念に、今のような「スープ」が付きました。麺を戻したお湯を粉末スープに注いでスープ完成!それ以来、「やきそば麺+スープ」というスタイルの「やきそば弁当」は北海道で定着しました。
そこでどうして「弁当」という名前が付いているのか不思議に思いませんか?形をよ~く見てください。そう!弁当箱のように四角いからなんです。今やこの形はカップやきそばの定番ですが、当時としては珍しかったんです。
「やきそば弁当」は今では味の種類も豊富なんです。味だけでなく、麺の量がオリジナルの1.3倍または2倍多い「増量タイプ」も発売されています。
北海道では「やきそば弁当」のCMが流れています。お笑いコンビの「タカ&トシ」がイメージキャラクター。「やき弁たまらん♪やき弁とまらん」かわいいCMですよね!商品は小樽市銭函にある工場で作られているメイドイン北海道の商品です。北海道を代表するB級グルメ「やきそば弁当」は北海道観光のお土産にもおすすめです!
🖋やきそば弁当ちょい辛 商品情報
東洋水産の公式サイトによりますと、「どろソースをベースに複数の香辛料で仕上げた、スパイシーなやきそば弁当。」となっています。大人な感じということでしょうか(笑)パッケージには「北海道限定」がうたわれています。通常のやきそば弁当と違い「コンソメスープ」がついてきます。(通常のやきそば弁当は中華スープ)

【栄養成分表示(1食(119g)当たり)】
エネルギー:517kcal
たんぱく質:12.5g
脂質:25.2g
炭水化物:60.1g
食塩相当量:5.7g
(スープ2.3g)
ビタミンB1:0.53mg
ビタミンB2:0.46mg
カルシウム:202mg

【原材料名】
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、精製ラード、でん粉、食塩、卵白)、ソース(しょうゆ、砂糖、たん白加水分解物、ソース、植物油、香辛料、野菜エキス、りんご酢、酵母エキス、食塩、香味油脂)、かやく及びふりかけ(キャベツ、味付挽肉、香辛料)、コンソメスープ(食塩、チキンエキス、砂糖、しょうゆ、香辛料、パセリ、植物油)/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酒精、炭酸カルシウム、かんすい、増粘多糖類、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんごを含む)
小樽の工場で作られているそうです。

開封すると、中から「液体ソース」「かやく」「ふりかけ・コンソメスープ」の袋が出てきました。

指示通り、「かやく」を入れてからお湯を適当に(560mlと書かれてはいます)入れて3分待ちます。粉末スープはお椀に入れて待機します。ソースは蓋の上で温めます。湯切り口からお湯(150ml分)を、コンソメスープのお椀に入れます。余ったお湯は捨てます。

ソース、そしてふりかけをかけると完成です。

🍴やきそば弁当 ちょい辛実食レポ
コショウを中心とした香辛料のスパイシーな匂いが漂います。通常の焼きそば弁当と違って青のりがかからないので色合いは地味ですね。

実は辛い味はソースそのものにも含まれています。ソースはじわっとくる辛さ、スパイスはピリッとくる瞬間的な辛さです。とは言っても商品名通り「ちょい辛」なので誰でも食べられますし、辛党には物足りないかなぁとは思います。麺は通常の麺と同じで素朴な感じ、キャベツがしゃきっとしていておいしいです。お口直しのコンソメスープは優しい味わいです。

定番の「やきそば弁当」ほどではありませんが、上手にまとまったおいしい一品だと感じました。ピリリと刺激がありました。
美味しさ:
おすすめ度:
🖋やきそば弁当コク甘ソース 商品情報
東洋水産の公式サイトによりますと「滑らかで弾力がある太めの麺に、りんごやデーツの果汁でフルーティーかつ濃厚に仕上げたソースの焼そば。」と紹介されています。パッケージは赤紫?の鮮やかな色です。こちらももちろん北海道限定。スープは通常のやきそば弁当と同じ「中華スープ」そして、公式サイトの紹介にある通りパッケージにも「太麺」の文字があります。

【栄養成分表示(1食(119g)当たり)】
エネルギー:486kcal
たんぱく質:9.4g
脂質:18.3g
炭水化物:71.0g
食塩相当量:5.7g
(スープ2.3g)
ビタミンB1:0.38mg
ビタミンB2:0.41mg
カルシウム:214mg

原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、精製ラード、食塩、卵白)、ソース(ソース、砂糖、植物油、ラード、りんご果汁、食塩、しょうゆ、りんご酢、デーツ果汁、野菜エキス、香辛料、酵母エキス、ポークエキス、たん白加水分解物、香味油脂)、かやく及びふりかけ(キャベツ、味付挽肉、あおさ、紅生姜)、中華スープ(食塩、たん白加水分解物、砂糖、しょうゆ、香辛料、ねぎ、植物油)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、トレハロース、カラメル色素、酒精、炭酸カルシウム、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、増粘多糖類、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・もも・りんご・ゼラチンを含む)
こちらの商品も小樽の工場で作られています。麺は90gなので通常のものより10g少ないです。

パッケージを開封しますと「液体ソース」「かやく」「ふりかけ・中華スープ」の袋が出てきます。作り方はいつも通りです。

お湯を切ってあけるとこんな感じ「太麺」をうたってはいますが、見た目はあんまり違いは感じられないですね。「きもち太い」という感じでしょうか。キャベツと、謎肉が具材です。

🍴やきそば弁当 コク甘ソース 実食レポ
完成したのがこちら。見た目はほぼ定番のやきそば弁当とかわりません。匂いは確かにソースが違うためか若干の違いを感じます。やきそば弁当と言えば「中華スープ」なのでうれしいですね。

確かに口に入れてみると、こころなしかちょい太で、食べ応えがある感じがします・・・が言われないとわからないかも(笑)麺はこちらも、もちっとしていておいしいです。

たしかにソースは少しフルーティーな味わい。ちなみにソースに入っている「デーツ」とは「ナツメヤシ」のことです。甘いといっても、そこまで「甘い」と感じることはありませんでした。おとなしく仕上げている感じが「やきそば弁当らしさ」なのかもしれません。

う~ん、すこし中途半端感を感じる一品でした。甘いならもうちょい甘さを出したほうが良いかなと思いますし、パッケージにでかでかと「太麺」を書くなら、見た目でもわかるくらいにそうしたほうが良いかなと思いますね。もう少し方向性を決めて強めに振ってもよろしいかと。
美味しさ:
おすすめ度:
最後に
北海道を代表するB級グルメ「やきそば弁当」の「ちょい辛」と「コク甘ソース」をご紹介しました。どちらかといいますと「ちょい辛」に軍配ですかね。でもやっぱり、通常版と比べると・・・いかにクオリティが高いのか改めて感じます。やきそば弁当は、なかなか奇抜な期間限定味も発表されるので、チャレンジャー精神をもっているのも高評価です。食べたことない方はぜひお試しください!
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