投稿日:2022年4月24日 | 最終更新日:2022年10月1日
十勝は帯広・音更を代表する銘菓「柳月」の工場があります。工場と言ってもその外観はまるで洋館のようです。広い敷地には美しいガーデンが作られていて、十勝の景色を楽しみながら工場で作られたばかりのスイーツをいただくことができます。
💡柳月 スイートピアガーデンとは
「柳月」は1947年に設立しました。ここ音更工場にて洋菓子・和菓子を製造しています。現在では道内で43の直営店があります。六花亭やロイズと並ぶ北海道の銘菓を作る会社です。「スイートピアガーデン」は十勝らしい広大な風景が広がる眺めの良い場所にある工場&ショップカフェです。敷地は広く、全国でもトップクラスの敷地です。ここで、農業王国十勝の産物にこだわったお菓子が日々作られています。
ⓘ柳月 スイートピアガーデン インフォメーション
住所:北海道河東郡音更町なつぞら1-1 電話:0120₋006₋836

営業時間:夏季 (店舗)9:00~18:00 (喫茶) 9:00~17:00 工場見学:9:00~16:00 冬季 (店舗) 9:00~17:00 (喫茶) 16:30 工場見学:9:00~16:00
定休日:年中無休 喫茶は元旦は休み
駐車場:あり
ガーデンには三方六のベンチがあります!ここに座って写真をパシャリ!春から夏はたくさんの花が咲き乱れ、秋には美しい紅葉が見られます。十勝晴れの青空の下でくつろぎの時間はいかが?


📷館内の様子
店内は広々としていて、1階はお菓子売り場とカフェエリアと体験工房があります。2階は工場見学です。購入したケーキはカフェエリアですぐに食べることもできます。その場合は会計時に「イートインします。」と伝えるとお皿に載せてくれてフォークもつけてくれます。

柳月の代表するお菓子「三方六」。「スイートピアガーデン」ここでしか買えない限定品がこちらの「はちみつレモン」です。生地にははちみつが練り込まれていて、表面にはレモンシュガーでコーティング。のちほど実食レポします。1個780円です。

「十勝地区限定」の「とかち大納言」。十勝産の大納言をふっくらと炊き上げた洋風のきんつばです。5本入りで720円です。



「スイートピアガーデン」限定の「濃厚ガーデンプリン」。濃厚さがクセになるなめらかなプリンです。少しビターなカラメルがベストマッチしています。冷凍で発送ができます。

●ガーデンカフェ:買ったケーキやお菓子をその場で食べることができます。無料のコーヒーサービスもあるのが嬉しいです。

当店限定の「十勝きなごろもソフト」!きなこ味のソフトクリームです。後ほど実食レポします。

嬉しいドリンクサービス☆あずき茶・冷水・コーヒーがあります。

●体験工房(有料):手作りのクッキーやケーキデザインなどを体験できます。スタッフが手伝ってくれるので初めての方や小さな子どもでも参加できます。詳しいコースについてはホームページからご覧ください。3日前までの事前予約制となっています。

●工場見学:このエレベーターで3階まで上がります。「三方六」や「あんバタサン」などの柳月の看板お菓子が作られる工程を見ることができます。

3階の見学通路から2階の工場内を一望できるようになっています。通路には柳月の歴史を知ることができるパネルがあります。またお菓子でできた工芸菓子も展示されていてお菓子職人の匠の技に感動します。

工場の様子は「撮影禁止」と書かれていたので自分の目でしっかりと見てきました。三方六は筒状に作られてから、それがきれいに裁断されていく様子が面白かったです。また、あんバタサンがベルトコンベヤーの上を移動しながら、パッキングされていく様子も見れました。
バウムクーヘンを作るには時間と手間がかかっているんですね。人の手によって一層一層丁寧に巻かれています。

🍴スイートピアガーデン限定商品 実食レポ
●十勝きなごろもソフト:390円
HPより-「きな粉が香るソフトクリームに、柔らかなきなごろもと黒蜜ソースをトッピングしました。コーンの中には、十勝小豆のつぶ餡がたっぷり入って、まるで最中のような味わいです。

「きなごろも」は柳月の人気のお菓子で、十勝産の大豆を煎った香ばしいきな粉をまぶした柔らか~いお餅のお菓子です。ソフトにきなごろもが2つ添えられています。

いただきます。ソフトクリームはきな粉フレーバーで落ち着く和風ソフト。きな粉の香ばしさで甘さが抑えられています。きなごろもは本当に柔らかくて噛むという感触があまり感じられません。そして最後にサプライズが!つぶ餡が入っています~!きな粉ソフトがほどよく溶け込んでクリーミーなつぶ餡になっています。最初から最後まで楽しめる和風ソフトです。絶品ですね。

おススメ評価:
●三方六 はちみつレモン:780円
北海道産のはちみつを100%使用しています。

原材料は、鶏卵・小麦粉・砂糖・バター・はちみつ・レモン・他。


箱を開けると袋に入ったバウムクーヘンとのこぎりが入っています。

のこぎりナイフでカットして食べるとは遊び心がありますね。「三方六」はもともと、北海道開拓時代、冬の燃料として薪を割る時の木口のサイズが3方それぞれが6寸だったことに由来しています。こんな感じで切り分けてみました。これは楽しい~。

いただきます。ふわ~っと焼きあがった生地は食べやすくしっとりしています。はちみつが練り込まれているせいか深みにある濃厚な甘さです。表面にはレモンシュガーのコーティング。さっぱりとしたレモンの風味がはちみつ生地とよく合います。好きな大きさにカットできるので家族や友達とのシェアには最適です。個人的にはもう少し安かったら買いやすいかなと感じました。

おススメ評価:
最後に
十勝音更町にある柳月工場&カフェをご紹介しました。ここでしか味わうことができない特別メニューもありますので、帯広近郊に来たら是非立ち寄りたい場所です。特にカフェでは無料コーヒーサービスを利用しながら、買ったお菓子をその場で食べられるのでドライブの休憩場所としても良いですね。敷地が広々としていて眺めがよく、空気も美味しい!
工場のお隣には新しい道の駅おとふけ「なつぞらのふるさと」もオープンしていますので、ショッピングポイントとしても重宝します。帯広には柳月がプロデュースしているカフェレストランもあります。そちらの情報は下部よりぜひご覧ください!