投稿日:2022年3月26日 | 最終更新日:2022年3月26日
北海道に来たら食べたいのが、お寿司などの海鮮物。回転寿司もレベルが高く、特に「トリトン」「根室はなまる」「なごやか亭」は御三家とよばれるほど人気の回転寿司。そして、各地にある地場回転寿司も地元民から高く評価されています。今回は胆振地方発祥の回転寿司「旬楽」の柳町店をご紹介します。
💡旬楽とは?
旬楽は、苫小牧と千歳に2店舗展開している高級路線の回転寿司です。「旬楽」の名前のとおり、春夏秋冬、その時期に合わせた旬の素材を楽しんで味わえるお店がコンセプトだそうです。

親会社の「久恵」は1960年に「久恵食堂」として開業。その後は「久恵寿し」として地域に親しまれてきました。グループとして「旬楽」「クリッパー」「100円くりっぱー」というお寿司屋を展開。「旬楽」は高級路線です。
柳町店の小上り席には北海道の回転寿司では初となる、2種類の自動配膳システムを導入しています。


ⓘ旬楽 柳町店 インフォメーション
住所:苫小牧市柳町2丁目7-9 電話番号:0144-52-5587

営業時間:11:00~21:00
定休日:なし
予約:不可
駐車場:あり
座席:131席 カウンター、ボックス、小上り


🍴旬楽メニュー
握り・軍艦・巻物メニュー

一品料理も充実しています。

「旬楽」のコンセプト通り「旬」の味覚もあります。


看板商品は「匠の〆さば」2021年にモンドセレクションを獲得しています。そして「特製だし巻き玉子」おいしい寿司屋は卵焼きが美味しいと言われていますが、まさにそれ!旬楽が力をいれている自慢の逸品です。

ランチはいろいろついて1500円となかなかお手ごろです。

注文はタッチパネルで行います。

🖋実食レビュー
実際に食べたものを実食レポしていきます。
・だし巻き玉子 310円
旬楽の看板商品。大根おろしが添えられています。作り立てアツアツの状態で出てきます。出汁が香るオーソドックスながらも贅沢な味わいです。ほのかな甘みがあります。さすが自信の一品だけのことはあり焼き加減も素晴らしい。ふわっと仕上がっています。これは美味しい!旬楽にきたらマストだと感じます。
おすすめ度:

・〆さば 245円
サバの握り2巻に、サバのマス寿司がつきます。サバの上には生姜がのっています。サバ独特の臭みはありません。脂乗りはそこそこあるものの、身のパサつき感を感じます。〆さばはこだわっているので味の差をなくすためセントラルキッチンで調理しているらしいのですが、それが若干あだになっているのではないかな・・。期待値が高い分ちょっと残念。
おすすめ度:

・桜の三貫盛り 465円
写真は右から「桜鯛」「桜鱒」「桜エビの軍艦巻」。彩が良い一皿。せっかくの「旬楽」ですから旬の握りをいただきたいところです。少々ネタが小さいなと感じます。このお皿なら、もう一回り大きくしないとゴージャス感がでませんね。ネタのクオリティは普通かな。
おすすめ度:

・まぐろ 245円
色味は悪いですが、赤身独特の鉄臭さはなく、水っぽくもなく回転寿司のレベルとしては美味しいかなというまぐろ。兎にも角にも色がもうちょっと・・。
おすすめ度:

・炙りえんがわ 310円
刻みネギが上にのっています。えんがわの甘みが、炙られることによって香ばしさも増し、おいしいです。これはおすすめ。
オススメ度:

・はまち 310円
こちらも色味が悪い・・・そして見るからに「スジっぽい」着た瞬間ハズレだと思いました。食べましたが、この見た目通りです。ハマチ好きなのに・・・残念。
オススメ度:

・月見ネギトロ軍艦 220円
かわいらしい見た目です。ウズラの卵の黄身かな?一口でいただくと、口の中で黄身とトロがまじりあってマイルドでおいしいです。子どもも喜びそうな一品。
オススメ度:

・鱈のあら汁
上品な味。鱈はプリッとしていて脂がのっていておいしい。具材がもうちょい充実していれば・・。
オススメ度:

最後に
苫小牧の地場回転寿司「旬楽」をご紹介しました。店内の雰囲気が非常に良いです。接客も丁寧。ゴージャス感を味わうなら小上りが良いですね。仕切りも高く、プライベートな感覚で食事ができます。いろいろなシーンで活用できそうです。肝心な寿司ネタのクオリティですが、たしかに100円回転寿司よりレベルが高いのはもちろんなのですが、価格差ほどに、質が違うかと言うと・・・正直ちょっとコスパの悪さも感じますね。魅せ方ももうちょっと工夫が必要かと。お店のコンセプトは好きなだけに今後に期待です。
美味しさ:
コスパ:
おすすめ度: