今や北海道のお土産の常連になった「ほがじゃ」はここ北海道小清水町で作られています!工場内の様子・さらに工場直売のショップの様子や工場直売価格のお得なお菓子の情報もあります。
💡ほがじゃ工場・直売所とは?
福岡県で「めんべい」を作っている㈱山口油屋福太郎という会社があります。「めんべい」は北海道のじゃがいもを使ったデンプンでないと良いせんべいができないそうです。そんな中、平成22年、国内のデンプンが不作となり会社はデンプンの確保ができなくなりました。社長が困っているとき、北海道の小清水町について聞きます。昔からでんぷんが豊富な小清水町。その後社長はここ小清水町に工場を作ることに決めたのです。小清水町側も喜んで受け入れたそうです。
今でも「めんべい」だけでなく北海道の海と畑の美味しい素材をたっぷりと使った「ほがじゃ」を日々製造しています。

ⓘほがじゃ工場・直売所インフォメーション
住所:北海道斜里郡小清水町字浜小清水 304番地1 電話番号:0152-63-4141
営業時間:10:00~16:00 土・日は工場が稼働していません。
※感染症拡大の影響で変更があるかもしれないのでご確認ください。
工場休業日:土・日・祝日・年末年始 (売店は、土・日祝日も営業しています。)
料金:無料
駐車場:無料
ホームページはこちら
ここは廃校になった小学校を買い取り工場になりました。子どもたちの思い出も詰まっている建物だったので、工場内には子どもたちの描いた絵が壁画として残されています。この小学校を卒業した子が、現在ここの工場で働くようになったというお話を聞きました。素敵ですね。


📷館内の様子
小清水町長より「ほがじゃ」君へ辞令です!「ほがじゃ」はほがじゃのPRならびに小清水町役場じゃがいもでんぷん課の係長。趣味はハチマキを集めることとか…。


ガラス越しに製造工程を見学できます。小さい子どもでも見える高さなので家族で来て見て良いと思いました。この時は福岡県の銘菓「めんべい」が製造されていました。

直売所の様子です。「ほがじゃ」を始め、たくさんの種類のお菓子が並んでいます。




「ほがじゃ」コーナーです。「ファイターズほがじゃ」もありました。


こちらは「お徳用ほがじゃ」のコーナーです。個包装されてから箱に入っているタイプではなく、大袋にたくさん入っているタイプです。200g入っていて500円です。これは工場直売価格です。お土産用には箱入りで、自宅用でしたらこちらの大袋タイプでも充分かと思います。

せっかく工場直売店に来たので、店員さんにこんな質問をしてみました。「個包装ほがじゃと比べて大袋ほがじゃは、実際どれくらいお得なのですか?」
すると店員さんはにっこりと微笑んで電卓を持ってきてくれました。そして一枚あたりのグラムと枚数で計算をしてくれました。数値は忘れましたが(笑)確かに大袋ほがじゃはだいぶお得だということが実証されました。店員さん、ありがとう。

さらに「人気の味は?」と尋ねるとよく売れるのは「ホタテほがじゃ」や「昆布ほがじゃ」だそうです。工場で働いているスタッフさんたちの間で最近人気なのは「ほしいも味せんべい」だと教えてくれました。こちらはほしいもの名産地茨城県の会社と提携して作っているそうです。
せっかくなので「ほしいも味せんべい」をドライブのお供に購入しました。食べてみると、ほんのりとお芋の味と香りがする優しい味のおせんべいでした。芋けんぴほどのイモ感はありませんでしたが軽く食べられて美味しかったです。子どもたちへのおやつにもいいかなと感じました。
最後に
元小学校だった建物がそのまま工場になり、小学校の可愛らしさが残る「ほがじゃ工場」。前から気になっていたので工場見学・直売所での買い物ができて嬉しかったです。普通の北海道のお土産ショップでは見かけないお菓子もたくさんあり、それを工場直売価格で買えるのもお得感があります。近くを通るときはぜひ立ち寄ってみてください。
所要時間:1時間
観光マスト度:★(道外の方)★★(道内の方)
星の目安☟:
★★★★★ マストな観光地、これを見ないで帰れない
★★★★ 可能なら時間を作ってでも観光したい場所
★★★ 時間があれば、観光したい場所
★★ 時間に余裕がある人におすすめの場所
★ その地を何度も観光し、定番では満足できない人