投稿日:2022年1月31日 | 最終更新日:2022年1月31日
道東は太平洋側に面する釧路。釧路湿原など豊かな自然を満喫できます。そんな釧路の代表的なご当地グルメと言えば「釧路ラーメン」「勝手丼」「スパカツ」「さんまんま」・・・でも、連日食べると、ちょっとほっとした食事がしたくなりますよね。そんな時におすすめなのが「かめや食堂」おじいちゃん店主が一人で営む昭和レトロど真ん中のお店です。どんなお店か実食レポです。
ⓘかめや食堂 インフォメーション
住所:釧路市川上町7-1 電話番号:0154-22-9911

予約:不可
営業時間:11:00~18:00
定休日:日曜日
📷かめや食堂 店内の様子
座席はカウンター席のみ14席です。
お店はご高齢の店主ワンオペです。混んでいるときは待ち必至ですが、イライラせずにいきましょう。(長年料理されてきた大ベテランなので手際が悪いわけではありません。ゆっくりなのはご高齢ゆえなので配慮したいですね)忙しい方は日を改めて・・・。

そして、素晴らしいのは店内がピカピカ。カウンターも厨房も非常に清潔です。店主がきれい好きなのでしょう。食べ物屋としては基本かもしれませんが、素晴らしいことですよね!ちなみにかめや食堂は昭和47年創業です。

🍴かめや食堂 メニュー
なかなか価格帯も昭和。財布に優しい・・・ありがたいですね。ご飯もの、麺類、単品でもいけます。お酒はビールと、日本酒。評判などを見ていると、「カツ丼」700円と「トンカツライス」1000円が人気のようです。


🖋実食レビュー
今回は人気メニュー「カツ丼」そして「鍋焼きうどん」をチョイス。
●カツ丼
おっ、やはりベテラン店主。非常に美味しそうなカツ丼です。カツも全然小さくないのですがカツが隠れるほどの卵の量(笑)ちなみに調理風景を除くと、カツを卵でとじているわけではなく、後乗せタイプです。ワカメと豆腐のお味噌汁に、キュウリのお漬物がついてきます。

こちらがカツ丼のアップ。卵、しいたけ、筍、玉ねぎ。けっこう具材はくたっとなるまで煮込まれていますので、色味は茶色。

味付けも昭和な感じ。出汁のきいた丼タレは道民好みのほんのりとした甘さ。後乗せタイプなので、下に埋まっているとはいえカツもサクッと感があります。衣が薄く、ちょいとはがれやすいのが玉に傷。カツで使用されているお肉は程よい脂感で好みです。
そして、お味噌汁がおいしい~!ちゃんと煮干しから出汁をとって、優しいお味・・。作り手のの人柄が伝わってきます。

●鍋焼きうどん
こちらも昭和ノスタルジーの雰囲気満載。銀の器に入っています。玉子、鶏肉、麩、カニカマ、ホウレンソウ、揚げ玉、長ネギ、椎茸。色味もきれいです。

うどんは、まぁ一般的な感じです。お家で食べるような味で親近感があります。まぁ、鍋焼きうどんですからね。そこまでコシはいりません。

おつゆは・・・めんつゆの味ですね(笑)たくさんの具材が入っていますので、それらのエキスがしみ込んで美味しいです。寒い時期は身体が温まります。ボリューム感は女性にはちょうど良いサイズかなという感じでした。

最後に
かめや食堂をご紹介しました。「おじいちゃん店主」が作る「お母さんの味」という感じがしました。店内はきれいで、財布に優しい価格設定、そして素朴な味・・・。連続でご当地グルメを食べて、疲れてしまった胃にはちょうど良いと感じます。長期で出張や、旅行する方はこういう味を求めていると思います。こういう昭和ノスタルジーなお店が残っているって嬉しいですね。店主には健康で、できるだけ長くお店を続けていってほしいものです。ごちそうさまでした~。
美味しさ:
コスパ:
おすすめ度: