北海道のB級グルメ筆頭格、道産子のソウルフードと言えばジンギスカン。他の肉にはない独特の味わいと風味が特徴です。北海道は2番目に人口が多い街「旭川市」に道内有数の知名度を誇るジンギスカン専門店があります。それが「大黒屋」食べたものをうならせるおいしいジンギスカンをご紹介します!
💡ジンギスカンとは
羊肉を焼いて食べる北海道の郷土料理です。タレを漬け込んだ羊肉を焼く、もしくは羊肉を焼き、タレにつけて食べるという2種類の食べ方があります。北海道の地域・家庭によって食べ方が異なるようです。マトン(成羊肉)やラム(仔羊肉)に分類されます。
中央部が凸型になっているジンギスカン鍋を熱して野菜を鍋の底部に敷き、上に羊肉を並べ肉汁を用いて野菜を調理しながら食べます。

始まりは諸説あり、モンゴルや中国発祥料理とも言われているが定かではありません。日本での始まりも、その始まりは謎が多く、東京高円寺にあった「成吉思荘(ジンギスそう)」であるという説、札幌の横綱というおでん屋だったという説、岩手県遠野市や千葉県の三里塚などジンギスカンの発祥を名乗る地域は多いようです。定着したのは大正~昭和初期の間だったと考えられています。何はともあれ現在は北海道を代表するソウルフードとして認知されています。最近では、他のお肉よりヘルシーということもあり、全国的に人気が広がっています!
ⓘ大黒屋旭川店 インフォメーション
住所:旭川市4条通5丁目3・4仲通 電話番号:0166-24-2424
営業時間:17:00~22:00(LO21:30)
定休日:不定休
駐車場:なし(近隣のコインパーキングを利用してください)
座席:カウンター席、テーブル席、小上がり席あり、個室あり
予約:可能
店内の様子:



🍴大黒屋メニュー
メニュー表は羊の形になっていて可愛らしいです。自慢の肩ロースは700円。ランプやヒレ、タンにT-BORNステーキなどのメニュー展開。中途半端に牛肉などに手を出していないところに非常に好感が持てます。

ドリンクメニューは、ビール、ハイボール、、ウィスキー、日本酒、ワインなど。少数精鋭という感じでいいですね。

大黒屋の定番3品の盛り合わせ、肩ロース、ランプ、ヒレで2300円。単品で頼むのと値段は変わりません(笑)迷ったらこれという感じですかね。

焼き方も解説されています。せっかくですから美味しい焼き方でいただきたいですからね。定番の肩ロースをはじめ、各部位の焼き方が解説されています。


🖋ジンギスカン実食レポート
排煙設備も整っていますが、しっかり紙エプロンが準備されているのもうれしいですね。

今回は人気の3品が1皿になった1番セットをオーダー。嬉しいことに野菜盛り合わせは無料サービス!玉ねぎ、ネギ、カボチャ、ニンジンの盛り合わせで、何回おかわりしても無料なんです!太っ腹ですよね!
大黒屋自慢の肩ロース、ランプ、ヒレ肉がのっています。きれいな色をしています。鮮度の良さを感じますね!

「最初焼きましょうか」と店員さんがお声かけてくれるので、お言葉に甘えてやってもらいました。手際が良いです。肩ロースを焼いてくれました。

肩ロースは赤身の味が濃いんです!安いジンギスカンにありがちな嫌な臭みが全くありません。程よく脂がのっていて、確かにすんごく美味しいです!柔らかくて、でも、お肉を食べている感はしっかりあります。

ランプ肉も赤身の旨味と、脂の甘みをしっかり感じます。肩ロースよりは赤身が強く、よりお肉感を感じます。これも非常に美味しい。
そしてヒレ肉。羊1匹から70グラムが2本しか取れない希少部位です。肩ロースやランプももちろん美味しいのですが、ヒレはまた違った美味しさ。羊肉に感じないですね。牛肉の赤身を食べているような感じです。

ジンギスカンにつけるタレも辛すぎず、肉を引き立ててくれています。卓上にあるごま、そして生にんにくをいれると美味しさ倍増。肩ロースとの相性が非常に良いタレです。

そして、卓上にある「大黒スパイス」というのが非常に美味しいです。味塩コショウみたいなもんでしょうか。ランプやヒレとの相性が抜群です。


最後に・・
旭川の人気店「大黒屋」さすがとしか言いようのない良いお店です。設備投資をしっかりしていて、清潔で臭い対策もばっちり、オペレーション、接客素晴らしい。メニューしぼっている分回転が良い。味は素晴らしい。野菜無料を考えると価格設定も悪くないです。ここのジンギスカンで羊肉はダメという方はどこのお店でもジンギスカンは食べれないだろうなというくらい肉の鮮度が素晴らしいです。道内でも3本の指に入るジンギスカンの名店です。旭川・・・魅力的なグルメはたくさんありますが、大黒屋のジンギスカンおすすめです!
美味しさ:
コスパ:
おすすめ度: