函館は有数の観光地があります。「函館山」・「五稜郭タワー」・「金森赤レンガ倉庫」・etc…。そうした観光地はもう何度も行ってしまったし、混み合う場所には行きたくない…。そういう時はちょっと郊外の静かな場所に行ってみませんか?例えばここ、湯川町にある「函館熱帯植物園」はいかがでしょうか?
💡函館熱帯植物園とは?
「函館熱帯植物園」は1970年に開園しました。熱帯植物園の周辺には12本の源泉があり、なんと松前藩の時代にはすでに「ゆの川村」という地名が存在していたそうです。
温室にはやく300種3000本の南国の植物が展示されています。まさに常夏気分を味わえる場所です!外の「サル山」では冬の間、ニホンザルたちが気持ちよさそうに温泉に浸かる様子を見ることができます。


ⓘ函館熱帯植物園 インフォメーション
住所:北海道函館市湯川町3丁目1-15 電話:0138-57-7833

入園料:一般 300円・小中学生 100円
開園時間:4月~10月 9:30~18:00 11月~3月 9:30~16:30
休園日:12月29日~1月1日
駐車場:無料 正面入り口側に30台・反対側に90台
公式ホームページはこちらから。
📖函館熱帯植物園 園内マップ

🌲園内の散策
植物園の中で「サル山」がある場所は珍しいですよね。ここでは1年を通してサルたちの様子を見ることができます。特に12月からは温泉が入り、普段とは違ったサルたちの表情を楽しめます。

人間と同じく、サルたちも気持ちよさそう~に温泉に浸かっています。

なんとも言えないこの表情…。すっかりウトウト…。もう、完全に無防備状態。

受付の場所で販売されている「さるのえさ」を買ってみました。

おやつが欲しい子は必死にアピール!「こっちにちょう~だい!」温泉でまったりしてる子、おやつにも温泉にも興味がない子、みんな思い思いに過ごしていてかわいいです。
温室の中を散策してみます。高さ17メートルのドームの中は広々としています。

「ふじ棚」ならぬ「ブーゲンビレア棚」!見事に咲いていて明るいピンクが美しいです。

階段を上って少し高い所からブーゲンビレアをバックに写真を撮ることができます。

サボテン。こんなに大きくなるんですね。迫力があります。

園内の見どころ「リュウゼツラン」です。なんと「50年に一度の奇跡」に遭遇。2021年11月に「リュウゼツラン」の花が咲き始めました。

「リュウゼツラン」は天井高くに伸びているので、ちょっと遠いですが…。つぼみや咲いている花が目で見えます。緑がかった白い色をした花です。

清楚な色で可愛らしい花ですね。珍しい花を見られて嬉しいです。



バードゲージもありました。色鮮やかなインコなや「キンカチョウ」という鳥もいました。


昆虫が好きな人にはたまらない!「カブトムシ・クワガタ」コーナーもありました。しかも世界でも珍しい大きなカブトムシやクワガタが見られます。



普段はあまり見ない不思議な形の草花も。種類ごとに色も形も生態も違うってすごいですね。見飽きることはまずありません。

最後に
寒い北海道では生育しない熱帯地域の草花が見られるので、とてもおもしろかったです。今回特に見どころだと感じたのは、今度いつ咲くかわからない幻の花「リュウゼツラン」が開花中だったことです。もう一つは、「サル山」のおさるさんたちが「温泉」に浸かってまったりしていたことです。「サル山」のおさるさんには、是非おやつを買ってあげてみるとより楽しめると思います。100円で売っているおやつ袋、けっこう量が入っていてじゅうぶん楽しめます。
「函館熱帯植物園」は駐車場もじゅうぶんにありますし、湯川町という温泉街にありますので観光で行かれる人にとってもアクセスがしやすいと思います。園の大きさも広すぎず回りやすいかと思います。例えば天気が悪い日などは屋内でゆったりと過ごせます。
所要時間:1時間~1時間半
観光マスト度:北海道外の方★★ 北海道民の方★★★
星の目安☟:
★★★★★ マストな観光地、これを見ないで帰れない
★★★★ 可能なら時間を作ってでも観光したい場所
★★★ 時間があれば、観光したい場所
★★ 時間があまった人におすすめの場所
★ その地を何度も観光し、定番では満足できない人