千歳市 サケのふるさと千歳水族館サーモンパーク【道央おすすめ観光スポット】サケについて楽しく学べます!

投稿日:2021年11月9日 | 最終更新日:2023年2月8日

北海道の秋の味覚の代表格と言えば「サケ」ですよね。秋になるとたくさんの鮭が川に遡上してきます。中でも千歳川には毎年20万引き以上の鮭が戻ってきて秋の風物詩となっています。そんな千歳にあるのが「サケのふるさと千歳水族館」道の駅サーモンパーク千歳に隣接し、新千歳空港や札幌からもアクセス良好で人気の水族館なんです。どんなスポットかご案内します!

💡サケのふるさと千歳水族館とは?

サケのふるさとは「淡水において日本最大級の水槽を有する水族館」です。平成27年7月にリニューアルされました。館内ではサケや北方圏の様々な淡水魚の生態を観察することができます。

また、サケの一生を紹介するサーモンムービーが上映されているほか、千歳川の水中を直接見ることのできる日本初の施設「水中観察室」があるのもこの水族館のウリです。四季折々の千歳川の生き物たちをありのまま観察することができますし、やはり10月11月の産卵に向かうサケの群れは必見です。サケの稚魚放流などのイベントのほか、企画展なども多く開催されています。

サケのふるさと千歳水族館インフォメーション

住所:千歳市花園2丁目道の駅サーモンパーク千歳内

電話番号:0123-42-3001

水族館外観

営業時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)

定休日:年末年始 メンテナンス休館もあり 

入館料:大人800円 高校生500円 小中学生300円。インターネットサイトでは事前購入すると大人600円になるサイトがあります。詳細はこちらから

価格表

駐車場:あり(道の駅駐車場利用)道の駅サーモンパーク千歳の記事はこちらから👇ご確認ください。

📷サケのふるさと千歳水族館館内の様子

水族館の全体図は下記のようになっています。

1階

エントランスホール

受付から水族館内に入るとエントランスホールがあります。チンアナゴの水槽がありました。

エントランス
チンアナゴ

●サーモンゾーン・・3つの大きさの水槽があります。サケの仲間が稚魚から幼魚、そして成魚へと成長する姿を見ることができます。ベニザケも登場します。

大水槽
ベニザケ
サケの生態を学べます。
シロザケのオスとメスの違いがわかるかな

●支笏湖ゾーン・・過去に何度も水質日本一に輝いた支笏湖ブルーとも称される美しく碧い水中景観を再現。もちろん支笏湖を代表する魚「ヒメマス」もいます。

支笏湖をイメージした水槽
たくさんの種類の魚たち

●体験ゾーン・・・水槽にいるサケのなかまたちがいます。そして、日本初の全面アクリルのタッチプールでは、チョウザメとふれあい体験ができます。ドクターフィッシュもいます。生き物たちに触れることができる人気のフロアです。このフロアの先にはスッポンやサンショウウオ、カエルの仲間など、水辺に生活する両生類・は虫類の展示水槽も並んでいます。

5種類の魚がいます。
タッチプール
チョウザメにタッチできます。
ドクターフィッシュも
角質を取ってもらいましょう
両生類の水槽

●千歳川ロード

千歳川をコンパクトに上流・中流・下流の3つの水槽に分け、水域毎に異なる魚たちの様子を観察できる工夫がされています。

●世界の淡水魚ゾーン

通路にも様々な展示が並びます。サケの赤ちゃんの成長の様子が実際の卵を展示して観察できるようになっています。

赤ちゃんの成長記録
卵の中に目が見えます

水中観察ゾーン

世界の淡水魚ゾーンから地下スロープを下った先に、千歳水族館の最大の特徴ともいえる日本初の「水中観察ゾーン」があります。千歳川の左岸に埋め込まれた長さ30mほどの部屋には、縦1m×横2mの7つの窓が設置されていて、眼前に本物の川が広がっています。秋には、遡上するたくさんの鮭を見ることができますよ!

実際の千歳川を眺めることができます!
遡上する鮭
捕獲数も記録されています

●学習ゾーン

サケとヒト、そして千歳との関わりを、アイヌ文化やふ化事業を含むサケ漁の歴史、またサケが千歳に空港を作るきっかけとなったお話しなど、様々な角度から紹介しています。

鮭についてたくさん学べます!
千歳名物のインデアン水車
サケの人口ふ化放流事業について
アイヌの記事も
サケ料理の展示

🐟サケのふるさと千歳水族館楽しみ方

●アクアショップCHUM(チャム)

かなりこじんまりとした売店です。品数もそんなに多くはありませんが、サケや淡水魚をモチーフとした商品などもあります。

売店内
オリジナルの鮭のペーパークラフト

●体験ツアー

団体しか予約できないツアーもありますが、サケ稚魚放流体験(季節限定)水族館の裏側を見学するバッグヤードツアー(通年)サケ皮しおり作り(通年)コイのエサやり体験(通年)などもあります。詳細はこちらから

最後に

千歳の「サケのふるさと千歳水族館」をご紹介しました!大きすぎず、小さすぎずの建物で、疲れることなく、しかも展示も充実していて非常に良い水族館です。派手なショーなどはありませんが、園内きれいで展示が工夫されているので、満足度高いです。価格設定も良いですね。特に秋には、この水族館ウリの千歳川を眺めることができるゾーンは見ごたえ充分。タイミングよければ、産卵シーンに立ち会えるかもしれませんよ!新千歳空港や札幌からもアクセス良好。大人から子供まで楽しめます。ぜひ、みなさんもいらしてください!

所要時間:1時間30分~2時間

観光マスト度:★★★(道外の方)★★★★(道内の方)

星の目安☟:

★★★★★ マストな観光地、これを見ないで帰れない

★★★★ 可能なら時間を作ってでも観光したい場所

★★★ 時間があれば、観光したい場所

★★ 時間に余裕がある人におすすめの場所

★ その地を何度も観光し、定番では満足できない人 

インデアン水車を利用したサケの捕獲作業の映像はこちらの記事をご覧ください!👇