投稿日:2021年11月8日 | 最終更新日:2022年2月16日
💡ししゃもとは?
スーパーなどで、お腹にたっぷりと卵を抱えたシシャモが売られていますよね。メスの「子持ちシシャモ」は、おかずにもおつまみにも人気です。そして、頭から尻尾までまるごと食べられるのも魅力の1つです。
ししゃもは漢字では「柳葉魚」と書くのだそう。北海道ではお馴染みのアイヌ語の変化形だそうです。北海道の固有種で、北海道南東部の太平洋沿岸の一部にのみ分布します。鮭と同じように川で産卵し、海を回遊、そして秋の季節に川に戻ってくる魚です。

現在はししゃもの漁獲高は激減し大変貴重な魚になっています。お店で多く出回っているのは同じ科に属する「カラフトシシャモ」と呼ばれる「カペリン(キャペリン)」という魚です。主に北大西洋アイスランド、ノルウェー、ロシア、東カナダのニューファンドランド島沖合で漁獲され日本へ輸入されています。カラフトと付いているのはオホーツク海のサハリン(樺太)でも獲れるためです。
食文化の違いで、日本ではメスが好まれるのに対し、諸外国はオスが好まれるそうです。ししゃもが遡上する町「鵡川町」では焼いたり、フライで調理するほかししゃもの刺身やお寿司を食べることができます。秋の味覚として、旬のししゃもを求めて秋には多くの観光客が訪れます。
ⓘ灯泉房インフォメーション
住所:勇払郡むかわ町末広1丁目70番地 電話番号:0145-42-5417


予約:可能
営業時間:11:00~14:00 17:00~22:00
定休日:毎週水曜日
座席:40席
駐車場:有 10台
🍴灯泉房 メニュー
シシャモ焼き2500円
ししゃも柳川2500円
ししゃもフライ2500円
ししゃも寿司2500円

🖋焼きししゃも実食レビュー
今回は「焼きししゃも」と、「おろしチキンカツ定食」をオーダー。本当は「ししゃも寿司」が良かったのですが・・・この日はなしということで残念・・。
●焼きししゃも
ししゃも独特の良い匂いが飛び込んできます。四角いお皿に6匹のししゃもが並んでいます・・・漁獲量の減少で高級魚になっているとはいえ、2500円(税抜き)ですからね・・・セレブになった気分です。

今回はオス2匹、メス4匹でした。身がとても柔らかくて、上手に焼きあがっています。尾と頭はパリッとしていて丸ごと全部食べられます。メスは卵をお腹の中に一杯抱えているので食感を楽しめますし、オスよりマイルドな味わいだと感じます。やはり本場で食べるししゃもはすばらしい!

●おろしチキンカツ
6切れにカットされたチキンカツ、そしてキャベツとマヨネーズが添えられています。ご飯、味噌汁、沢庵に、大根おろしそしてタレというラインナップです。

チキンカツですが、すこし衣の付がゆるかったのは気になりましたが、チキンは良質で柔らかくて美味しいです。大根おろしをのっけたり、カツそのものをテーブルにあった塩でいただきました。全体的なボリューム感は「普通」と言った感じです。

最後に
鵡川ならではのご当地グルメ「ししゃも」鵡川の人気店と言えば「カネダイ大野商店」ですが、こちら「灯泉房」も人気店。幅広くメニューも取り扱っているので、また再訪したくなります。今回は「ししゃも寿司」に会えなくて残念でしたが、ぜひ来秋はリベンジしたいです。焼きししゃもも、もちろん美味しかったです。こちらのお店でのししゃも料理のコスパはムムム・・・なのですが、ししゃものシーズンは短いのでしょうがないですね。ごちそうさまでした!
美味しさ:
コスパ:
おすすめ度: