札幌には美味しくて有名なパン屋さんがた~くさんあります。それぞれのお店で個性のある美味しさをパンに反映させていて、大きさも価格もそれぞれです。でも、味やコスパではなく、ちょっと変わった方法で注目されているパン屋さんがありました!それが「しげぱん」とにかくここのパンの名前が面白いんです!?どういうことなのでしょうか?お店に行ってみましょう!
💡しげぱんとは?
2012年にオープン。「お客が食べたいパンを作る」というのが「しげぱん」の特徴。開店当初は、友人・知人からリクエストを募り商品を提供していたようですが、現在では、たくさんのお客からの応募を参考に約110種類のパンを取り揃えるまでになりました。
ⓘしげぱん インフォメーション
住所:札幌市中央区南4条西13丁目1₋11 エステイツ南4条1F 電話番号:011₋300₋6789
大きな通りではなくちょっと細い路地にある「しげぱん」。マンションの前にこじんまりとありました。モダンな造りの建物で看板は緑の文字で「しげぱん」と。小学生でもすぐに読めて覚えられるお店の名前です。

営業時間:9:00~20:00
定休日:水曜日
※感染症拡大により、変更があるかもしれないので事前にご確認ください。
📷しげぱん 店内の様子
午後の早い時間帯に行きました。たくさんの種類のパンが並んでいました。店内はあまり広くはないので通路ですれ違うときはゆっくりと気を付けながら。もし店内に何人もお客さんがいたら、外で待つ方が後でゆっくりパンを見られると思います。


こう見ると普通のパン屋さんだよね!?と思いますね。いやいや、よ~くパンのネームを見るとわかります。「しげぱん」がユニークなのは、パンの名前が「人の名前」なんです。「あかり」に「柴田」に「四郎」に「中野」…。苗字でも下の名前でもニックネームでも良いんです!名前の下にはどんなパンなのか説明がありますのでご安心を。これはおもしろいですね。

どうしてパンの名前が人の名前なのかというと、「しげぱん」では作ってほしいパンをお客さんがデザイン・考案してお店に提出するんです。そしてパンには好きな名前を付けられるんです。来店したときは、デザインや希望の価格帯を書く用紙が置かれていました。

こちらは食パンの「秀治」さん。なんとなく呼び捨てするには抵抗があります(笑)。食パンもいくつかの種類がありました。

こちらに至ってはフランスパンの「うどん」です。のどごし良さそうですね(笑)。

さて、この「かまやつ」が常時人気のパンです!前回は売り切れていて涙をのんだので、今回はたくさんあって良かったです~♡

菓子パン部門で人気NO.1の「たけっち」。クリームパンですね。

お店にはユニークなネーミングのパンが並んでいて、おもしろい世界が広がっていました。「クリームパン」・「フランスパン」・「あんぱん」・「メロンパン」といったパンの特徴を名前にするのではなく、パンを考えてくれたお客さんを大切にするお店の真心みたいなものが伝わります。
🖋パンの実食レポ
どれにしようか迷いましたが・・・。今回は人気の2つ「かまやつ」と「たけっち」にしました。
●かまやつ:230円
お店よりー「ベシャメルソース・チェダーチーズ・ハムをはさんだクロックムッシュです。」
見た目は食パンにチーズ・ハムがサンドされているという普通な感じです。トースターで表面をカリッと焼いてみました。温めるとチーズのコクのある香りがして美味しそうです。

いただきます…。ベシャメルソースがパンに染みてて美味しいです。チーズの塩味がちょうどよく効いていますね。ハムもアクセントになっています。一個でも食パン1枚分なので食べ応えがありました。

●たけっち(カスタードクリームパン):180円
オーソドックスな「クリームパン」。手で持つとパンがふわっふわです。

程よい甘さのカスタードクリームが優しい味ですね。これはきっと子どもたちのおやつにもってこいですね。シンプルだからこそパンの柔らかさやクリームの味に良しあしが出ると言われるクリームパン。

今回は1番人気の「かまやつ」と「たけっち」を実食レポしました。機会があったら他のパンも食べていきたいです。随時レポを追加していきたいと思います。
最後に
「しげぱん」は大きな通りにではなく路地にあるためちょっとわかりづらいのですが、隠れ家的な雰囲気が地元の方に人気です。お客さんのアイデアが商品になり、お客さんがパン作りに参加できるところが良いですよね。スタッフの方もみんな緑色のジャージを着て作業をしていました。コック服ではなくジャージで元気よくパンを焼いていました。価格もリーズナブルですし、スタッフさんの感じも親切でした。近くに来た時にはぜひ立ち寄ってみるのはいかがでしょうか?
美味しさ:
コスパ:
おすすめ度: