余市町「余市宇宙記念館」【小樽・後志おすすめ観光スポット】宇宙飛行士毛利衛さんの故郷余市町で宇宙を学ぼう!

北海道随一の観光地「小樽」から車で約40分の場所に「余市町」はあります。こちらの街には「ニッカウヰスキー余市工場」があり人気の観光スポットの1つです。そんな余市町、実は道の駅に隣接して「余市宇宙記念館スペース童夢」というなかなか大きな施設があります。余市町になぜ?という感じですが・・・いったいどんな施設なのでしょうか?余市町で宇宙について学んでみましょう!

💡余市宇宙記念館とは?

日本人初のスペースシャトル搭乗員である余市町出身の宇宙飛行士・毛利衛氏の功績を記念して1998年に開館した宇宙をテーマにした学習施設です。

しかし、経営難に陥り運営する第3セクターが経営破綻。2008年12月閉館に至りました。しかし2010年4月、余市町の直営で運営規模を縮小し再オープンとなりました。

施設は、毛利衛さんの功績を紹介したり、宇宙の神秘や最新の宇宙開発について学べる地上の宇宙ステーションとなっています。宇宙での生活や実際に宇宙で使われている品々も特別展示されているので、まるで宇宙飛行士になった気分を味わえます。

ⓘ余市宇宙記念館 インフォメーション

住所:余市郡余市町黒川町6-4(道の駅スペース・アップルよいち内)

電話番号:0135-21-2200

開館時間:9:00~17:00(最終入館16:00)

休館日:4月第3土曜日~11月30日(冬期休館)

入館料:大人(高校生以上)500円 小人(小・中学生)300円 幼児無料

駐車場:あり 無料

余市の道の駅、ニッカウヰスキーの記事は下記を参照ください。

📷余市宇宙記念館 館内の様子

余市宇宙記念館のエントランスです。

入るとメインスクリーンがあります。まさに宇宙船の中のようです!たくさんの展示で宇宙を感じることができます!

●JAXAコーナー

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の展示コーナー。毛利衛さんが宇宙授業で使用したものが展示されています。ロケットの模型や、宇宙服、映像での日本の宇宙開発を紹介しています。

●きぼう~宇宙での生活

「きぼう」は日本が開発した宇宙実験棟です。きぼうをイメージした空間の中で、宇宙での衣食住を展示しています。

●惑星探査と人工衛星コーナー

壁には興味深いたくさんの展示があります。宇宙空間の中で地球がいかに小さく、でも特別な星なのか学ぶことができます。また、日本が打ち上げた人工衛星について学ぶこともできます。

●3Dシアター 

オリジナル番組「2041年、宇宙エレベーター」が放映されています。余市湾から宇宙エレベーターに乗って宇宙に出発する夢の世界が描かれています。3D映像で体験できます。

●スペースシャトル打ち上げ映像

スペースシャトルの打ち上げの様子や、仕組みについて学ぶことができます。

●毛利ミュージアム

毛利さんが訓練時に着用していたブルースーツ(初代、2代目)毛利さんのルーツを探る品々、毛利さんが搭乗したスペースシャトルの部品や宇宙で使用した衣類などを見ることができます。

●スペースサイエンスラボ

小惑星探査機「はやぶさ」の展示があります。

●余市町の文化財コーナー

余市町の遺跡から出土された、土器、石器、木製品などが紹介されています。

●ハッブルシアター

宇宙空間に浮かぶ「ハッブル宇宙望遠鏡」を3/4スケールで再現しています。それでも大迫力です!開発の様子をパネルやペーパークラフトで説明しています。

🚀余市宇宙記念館売店

余市宇宙記念館の順路を進んでいくとゴールは宇宙記念館のミュージアムショップへでてきます。外からも入ることができます。

宇宙記念館売店

宇宙関連のグッズやお土産がそろっていて見ているだけでも楽しいです。宇宙食も売られているんですよ!

最後に

余市町の観光スポット「余市宇宙記念館」をご紹介しました。展示に様々な工夫がされていて、宇宙について、あまり詳しくない方でも(わたしもそうですが)興味深く学ぶことができる施設だと感じます。館内はなかなか広く見ごたえあるので、入館料は高くないなと感じます。それにしてもこの小さな町から、偉大な宇宙飛行士が誕生するってロマンがありますね。小樽観光したなら、余市まで足を延ばして、ニッカウヰスキーと、余市宇宙記念館を見学するのも、なかなか楽しいプランだと思います。

所要時間:1時間

観光マスト度:★★(県外の方)★★★(道内の方)

星の目安☟:

★★★★★ マストな観光地、これを見ないで帰れない

★★★★ 可能なら時間を作ってでも観光したい場所

★★★ 時間があれば、観光したい場所

★★ 時間に余裕がある人におすすめの場所

★ その地を何度も観光し、定番では満足できない人