道東観光のハイライトの1つが摩周湖鑑賞。日本随一の透明度を誇る湖で「霧の摩周湖」として知名度は全国区。摩周湖観光の際に、ぜひ味わってほしいグルメが「らーめん弟子屈」今や道内のみならず、道外にも支店を出すほどの人気ラーメン店ですが、店名の通り、本店は弟子屈町です。今回はそんな弟子屈ラーメン総本店の実食レポです。
💡弟子屈ラーメンとは?
弟子屈ラーメンは2003年に開業。最初の店舗は弟子屈町ではなく、札幌は西区二十四軒。出店場所はたまたま知人から聴いた空き店舗情報からだそう。
2006年に店名の由来になっている弟子屈ラーメン総本店を開業。摩周湖の麓にお店はあります。摩周湖の清流、地元の素材を多く使用したこだわりのラーメンが人気を博しています。
「弟子屈ラーメン」は味噌ラーメンなら札幌で、醤油ラーメンなら旭川で、塩ラーメンなら函館と各エリアの特徴に学び味噌、醤油、塩の3味を創業以来、独自の味に仕上げ提供し人気を博しています。
ⓘ弟子屈ラーメン総本店 インフォメーション
住所:川上郡弟子屈町摩周1丁目1-18 電話番号:0154-82-5511


予約:不可
営業時間:11:00~20:00
定休日:元日のみ
座席:44席(カウンター席10席、4人掛けテーブル4、小上がり6人掛けテーブル3卓。)


🍴弟子屈ラーメン総本店 メニュー
醤油、味噌、塩を展開していますが、醤油でも数種類味を展開しています。北海道と言えば味噌で、弟子屈の売り上げの6割が味噌なんだそう。ただ、おすすめは「魚介しぼり醤油」850円。
サイドメニューも充実。行者にんにく餃子、豚丼、山わさび巻き、チャーマヨのり巻きなど個性的なメニューも展開しています。



🖋弟子屈ラーメン実食レビュー
今回は人気の「魚介しぼり醤油」と「貝だし塩」をオーダー。
●魚介しぼり醤油
やってきました人気の一杯「魚介しぼり醤油」トッピングは、チャーシュー、海苔、半熟たまご、長ネギです。

それにしても、スープのいろがなかなかインパクトあります。濃い~ですね。

オホーツクの貝柱と数種類の魚介、野菜を炊き込んだ、裏ごししてしぼった特製の醤油ダレ。低温で長時間煮込むために電気コンロを使用しているとのだとか。豚骨は平均的な骨の量の3倍以上使用し、20時間以上の仕込み時間だそうです。そして、旨味を引き出すために摩周湖の伏流水を使用。・・・ここまではHPなどに書かれている情報(笑)
たしかにスープは、長時間煮込んでいるので濃厚で凝縮された味わい。それでも、しつこい感じはなく、バランスの良い味。豚骨と節の味が調和した最後まで飽きない味です。スープの温度も熱々でグッドです!

北海道らしい、中太縮れ玉子麺。この濃いスープには抜群の相性。麺がもちっとしていて、麺そのものもが美味しいです。この麺を選んでくれてありがとう(笑)

チャーシューはトロトロ系ではなく、しっかり弾力があるタイプ。炙ってあり、香ばしさがありますが、味は特に特徴はありません。他のトッピングも、脇役で、しっかりスープと麺を引き立てているとも言えます。
ラーメン全体の量は「気持ち少な目」です。人気店になる理由が十分にわかる総合力の高い一杯でした。

●貝だし塩
こちらはトッピング、チャーシュー、メンマ、ナルト、海苔、ほうれん草、長ネギ。

ホタテやアサリなど貝の旨味をしっかりと感じるスープ。旨味が強くしょっぱみはありません。

スープの味が深いので中太麺でも、麺に負けていなく旨味が絡んで美味しいです。

●黒豚餃子
行者にんにく餃子と迷いましたが、こちらをチョイス。もちろんライスも欠かせません。細長い餃子。焼き加減はいいですね。

黒豚と言えば、鹿児島ですが、もちろんこちらも鹿児島産。程よいジューシー感もあり、なかなか美味しいです。ライスともよく合いますね。「ボリューム満点」とメニューにはありましたが、餃子は普通より少し小さいかなというサイズ感です。

最後に
弟子屈の名店「弟子屈ラーメン総本店」をご紹介しました。・・・と言っても、創業は札幌というのも面白いですよね。さすがの人気店でお店は混雑していましたが、オペレーションが素晴らしいです。ラーメンも、1つ1つの素材や製法にこだわりを感じる丁寧に仕上げられたラーメンでした。個人的には「魚介しぼり醬油」をお勧めしたいですね。豚骨+魚介のダブルスープなのですが、個性的な一杯でした。ボリュームは少なめなので女性でも問題なく完食できると思います。男性は大盛にするか、サイドメニューで1品プラスが良いかと思います。摩周湖の麓・・・ぜひ、観光のついでに腹ごしらえしていってください。
美味しさ:
コスパ:
おすすめ度: