投稿日:2021年10月6日 | 最終更新日:2022年4月15日
道東観光するなら世界遺産「知床」は欠かせない観光スポット。知床に行くなら拠点は斜里町ウトロ。もちろん海鮮も良いですが、今回はかわいらしい洋食店「知床ボンズホーム」をご紹介。ゲストハウスなのですが、1Fはレストランになっています。なにやら「知床栗じゃが芋」と呼ばれているおいしいジャガイモが評判なんだそうですよ。実食レポです。
ⓘ知床ボンズホーム インフォメーション
住所:斜里町ウトロ東217 電話番号:0152-24-2271


予約:不可
営業時間:11:30 – 15:00, 夏期 11:00 – 16:00
定休日:不定休(7〜9月は無休。12月〜1月は全休)
駐車場:無し 近くに公共駐車場有
座席:24席 (カウンター4席、テーブル20席)店内はおしゃれで、落ち着いた雰囲気です。


🍴知床ボンズホーム メニュー
お店の前の看板にも「栗じゃがいも料理」の文字があります。

知床栗じゃが芋を使用した、グラタンやカレーがあります。通常のグラタンは800円、人気メニュー「7日間煮込んだカレー」は1050円です。

手作りケーキも人気。知床栗じゃが芋のプリンもイチオシメニュー。

💡知床栗じゃが芋とは?
知床栗じゃが芋は簡単に言うと「越冬メークイン」のことです。知床の大地で化学農薬や化学肥料を使用せずに育ったメークインを、低温貯蔵施設で半年間寝かせ、熟成させたものです。澱粉が糖分に変わりすごく甘くなるのだそう。食感はもっちり、煮くずれしにくく、どんな料理とも相性が良いとのことです。ちなみに「知床栗じゃが芋」という名称はボンズホームがつけた商品名です。
じゃが芋の地方発送も行っているそうです。


🖋カレー、グラタン実食レビュー
メニューはそこまで展開していないので、選びやすくて良いです。「7日間煮込んだカレー」と「よくばりグラタン」
●7日間煮込んだカレー
家庭的な、洋風カレーです。カレーの中の具材は溶け込んでいて見当たりません。自慢の知床栗じゃが芋が2つ鎮座しています。2つで小さなじゃがいも1つ分くらいでしょうか。

カレーは知床地鶏のスープで煮込んでいるのだとか。そして100%手作り&化調無しだとか。辛さは全然ありません。じゃが芋が溶け込んでかなりまろやかになっている感じです。品の良い甘みを感じます。子供でも問題なく食べることができます。

さてさて、知床栗じゃが芋。たしかに甘みは感じますが、わたしが道産子だからかもしれませんが、感動と言うところにはいかず。少し肩透かし。
全体的なボリュームは「少な目」です。女性でもペロッといける量です。男性はカレー並単品では物足りないです。

●よくばりグラタン
う~ん、上品で美味しそうな見た目のグラタン。焦げ目が美味しそうです。中には栗じゃが芋と、ベーコン、玉ねぎが入っています。

チーズもたっぷり、まさに「よくばり」です。ホワイトソースと具材の絡みもよく、美味しいです。栗じゃが芋、玉ねぎも甘くて美味しいですし、ベーコンが香ばしくて味にアクセントを加えています。
こちらもボリュームは「少な目」です。女性でも完食できます。

最後に
知床の玄関口、ウトロにお店を構える「ボンズホーム」をご紹介しました。店内の雰囲気が良く、ゆっくり食事を楽しめました。メニューも「少数精鋭」感があって良いですね。こちらのお店は平成元年1989年に開業したのだとか。この界隈なら、海鮮に目がいきそうな感じがしますが、ボンズホームのような家庭的な雰囲気の洋食屋さんがあるというのも、選択肢があって観光客にとってもうれしいです。
値段、ボリュームのバランスはと言うと、正直コスパはそこまで高くないかなと思います。もう少しボリュームがあれば。それかグラタンに、ミニカレーを選べるセットメニューがあればありがたいですね。・・・ちなみに今回カレーとグラタンをチョイスしましたが、個人的におすすめはグラタンですね。皆さんも観光の前後のランチタイム、ボンズホームでおいしい栗じゃが芋を食べてみるのはいかがでしょうか?
美味しさ:
コスパ:
おすすめ度: