道東地方は、北海道屈指の景観を堪能できる人気のエリア。数多くの観光スポットがありますが、人気の「摩周湖」からほど近い場所に「神の子池」と呼ばれる人気の場所があります。写真映えする場所としても知られています。どんな場所でしょうか?ご紹介します!
💡神の子池とは?
裏摩周展望台からすぐ近く、摩周湖(カムイトー、神の湖の意)の伏流水からできているという言い伝えから「神の子池」と呼ばれています。
神の子池の伏流水は1日なんと12000トンも湧き出しているとのこと。周囲は220m、水深は5mです。水が澄んでいるのでそこまでくっきりと見えます。
摩周湖は湖に流れ込む川も、流れだす川もない特殊な湖。それでも、年中水位が安定しているのは、神の子池など、湖の周辺に伏流水として湧きだたせているからなんだそうです。
神の子池の中には倒木が腐らずに残り、その隙間を「オショロコマ」が泳ぐ・・・美しい不思議な景観を生み出しています。

ⓘ神の子池 インフォメーション
住所:北海道斜里郡清里町字清泉
清里町市街より道道摩周湖斜里線を中標津方面へ25kmのところからハトイ林道へ右折し、約2km林道を進んだ地点の林道入口に「神の子池」の看板がたっています。アクセス方法は車のみです。
電話番号:0152-25-4111(きよさと観光協会)

開館時間:特になし
休館日:なし
入館料:なし
駐車場:あり 無料
道道から神の子池駐車場は林道で未舗装の道路です。冬期間は除雪していません。5月過ぎまで雪は残っていることがあるので注意が必要です。
森の中にあり、クマ出没注意です!
📷神の子池の様子
駐車場からすぐの場所に木道があるので歩いていきます。

すぐに池が見えてきます。透明感があり、魚も泳いでいます。

さらに進んでいくと、到着!神秘的な色をしています!

エメラルドブルーに輝いています。不思議なのは池の一部分だけ青いということです。池の底にある石灰や水酸化銅が影響しているという話もあります。太陽の光の中で青い光が吸収されずに池を通過し、石灰に反射して、この色に見えるという話もありますが、真偽は不明です。

それにしても、雰囲気のある写真映えのするスポットです。木道を歩いてあっという間に一周できます(池の周囲はたった220m)年配の方でも、全然問題なく歩ける距離です。

最後に
道東の人気観光スポット「神の子池」をご紹介しました。本当に美しい場所でした。ぜひ、裏摩周展望台とセットで訪れてください。裏摩周展望台は摩周湖の展望台の中で一番地味なのですが、この神の子池もセットで観光すると満足感があります。ちなみに秋の落ち葉の時期は、池が落ち葉で埋もれてしまい、青さをあまり実感できないので注意が必要です。秘境なので、車でしかこれませんが、おすすめのスポットです。
所要時間:20分~30分
観光マスト度:★★★(道外の方) ★★★★(道内の方)
星の目安☟:
★★★★★ マストな観光地、これを見ないで帰れない
★★★★ 可能なら時間を作ってでも観光したい場所
★★★ 時間があれば、観光したい場所
★★ 時間に余裕がある人におすすめの場所
★ その地を何度も観光し、定番では満足できない人