北海道に来たらたくさん美味しいものがあるので迷いますが、そんな中でもマストな食べ物と言えば「ラーメン」ですよね。札幌の味噌、函館の塩、そして、旭川の醤油が三大ラーメンと言われています。今回は旭川に訪れた際には、ぜひ食べたい旭川ラーメンを代表する人気店「らぅめん青葉」をご紹介します。
💡旭川ラーメンとは?
旭川では、多くのラーメン屋さんで醤油味が売れ筋だそうですが、「旭川ラーメン」といえば「醤油」という決まりは特にないようです。
旭川ラーメンの特徴は「ダブルスープ」。魚介の出汁+とんこつ・鶏ガラ・野菜の出汁で醤油のスープで作ります。昔は豚骨スープでしたが臭みを抑えるために魚介系の出汁(煮干し、昆布など)を使うようになりました。
もう一つの大きな特徴は、「ラード」を入れることです。スープの表面にラードが膜のようになります。そうすると、寒い日でもスープが早く冷めてしまうのを防ぐことができます。冬はマイナス20度くらいまで気温が下がる寒い、寒い旭川。昔の人の知恵が、ラーメンをさらに美味しくしたんですね。
ℹ️旭川らぅめん青葉本店 インフォメーション
住所:旭川市2条8丁目左8 二条ビル名店街 電話番号:0166-23-2820

営業時間:9:30~14:00 15:00~17:30 麺・スープなくなり次第終
定休日:水曜日
駐車場:なし
座席:カウンター席、テーブル席 17席

創業は昭和22年!まさに旭川ラーメンのパイオニアです。
🍴旭川らぅめん青葉本店メニュー
旭川といえば正油ラーメン!こちらは800円で提供しています。塩、味噌、野菜などの定番の味もあります。餃子やチャーハンはありません。ちなみに学生さんにやさしく、学割が利きます。高校生までは正油ラーメン550円です。お得ですよね。


🖋旭川醤油ラーメン 実食レビュー
旭川グルメと言えば旭川ラーメン、旭川ラーメンと言えば、筆頭格に名前が挙がるのがこちら「青葉」もちろん、「正油らぁめん」をオーダーしました。
やってきました!外観からも、美味しさが伝わってきます!トッピングはチャーシュー、長ネギ、メンマ、そしてお店の名前が入った海苔(笑)なぜか、チープなタコが描かれています。

スープは動物系と魚介系のバランスがとれていて、透明感も感じる醤油の立ったスープです。豚骨・鶏ガラに利尻昆布や煮干しや野菜を加え弱火で煮だしたスープは伝統の味とのこと。旭川ラーメンと言えば、もう少し獣臭が強めの印象ですが、こちらはそうした自己主張が強くない、精錬されたイメージです。表面はラードでおおわれているのでスープは熱々。

中細麺は藤原製麺の低加水麺。まぁ、旭川と言えば、この麺ですね。少し粉っぽさを感じるので、麺の好き嫌いは別れるところだと思います。個人的には可もなく不可もなくという印象(笑)中太縮れ麺のほうが好きかな。でも旭川ラーメンのスープを考えると、この麺のほうが相性は良いでしょうね。伸びやすい麺なので、ささっと食べたいところです。トッピングは良い意味であまり自己主張なく、麵やスープのわき役を演じています。

最後に
旭川ラーメン界のパイオニア「青葉」をご紹介しました。さすがに完成度高いです。旭川ラーメンデビューを考えておられる方は、まずこちらを選んでから、他の店舗を味わってみてください。あと、接客が家庭的な雰囲気でほっこりします(笑)それも青葉の魅力の1つだと感じています。
らぅめん青葉の旭川醤油ラーメン評価
美味しさ:
コスパ:
おすすめ度:
旭川には青葉の他にも「梅光軒」「天金」「蜂屋」などの旭川ラーメンの名店があります。自分好みの旭川ラーメンを探すのも面白いですね。ちなみに「青葉」はこの中で一番オーソドックスなラーメンかなと感じます。それぞれの店舗の実食レポもありますので参考にしてみてください。