投稿日：2021年9月18日 | 最終更新日：2022年3月23日

北海道は動植物の宝庫。キタキツネ、エゾシカなど旅の途中で遭遇できるとうれしくなりますね。そして、見てみたいものの、絶対遭遇したくないのがヒグマです。最近では、北海道でも人や家畜が襲われる事件が多発しています。そんな食物連鎖の頂点に立つ、ヒグマをより自然に近い形で、間近に見ることができる観光スポットがあるんです。その名も「ベアマウンテン」北海道は十勝地方、新得町にその施設はあります。今回は迫力満点の施設「ベアマウンテン」をご紹介します。

💡ベア・マウンテンとは？

より自然に近い環境の中でヒグマの生態を観察し、よりヒグマのことをを知っていただくため、「ベア･マウンテン」は誕生しました。

木や水や岩など自然と同じ環境で暮らすヒグマたちの行動やしぐさ、存在感を間近で感じることができます。（ベアマウンテンHPより）

ベアマウンテンは15ヘクタールの広さを誇っています。北海道でクマと言えば登別のクマ牧場ですが、ベア・マウンテンの経営もクマ牧場と同じ「加森観光」が行っています。

ⓘベア・マウンテンインフォメーション

住所：新得町字新内西6線158　電話番号：0156-64-7007

営業期間：2022年4月29日（金）～2022年10月16（日）予定

開館時間：9:00-15：20（最終入場）　16：00迄

休館日：2021年シーズンの5月6月9月10月は毎週火曜日が定休日

入館料：大人1870円、子供（小学生まで）・シニア1320円、ベアウォッチング付きバス付き入場券　大人2970円　子供・シニア2420円

※そのほか、団体割引、障碍者割引あり　

駐車場:あり　無料

おすすめは断然ベアウォッチングバス付き入場券です。間近でヒグマを見ることができます。ケチってはいけません。満足度が全然違います。

エントランスにはクマのはく製があります。迫力ありますね。チケット売り場の隣にはお土産売店もあります。

📷ベアウォッチングバスの様子

さてさて、チケット売り場でベアウォッチングバス付き入場券を購入したら、バス乗り場まで向かいます。

今回お世話になるバスはこちらです。しっかりとクマ対策が施されていますので安心して乗ることができます。

バスの座席は一番後ろ以外は、窓にむかって座るベンチシートになっています。これならどこに座ってもクマがみられるので安心です。

さてさて、出発です。クマが園外にでないように２重になっている高い門で仕切られています。スタッフさんと連携しながら、近くにクマがいないか確認し、入場していきます。

さっそくクマ発見！池で水浴びをしていたり・・・。

気持ちよくお昼寝していたりします。それにしてもヒグマは大きいなぁ～。間近で見るとド迫力です。

森の中を自由に動き回るクマを観察できます。まさにクマのサファリパークです。

バスは未舗装の道を走りますので結構揺れます。しかし、周囲のスタッフと連絡を取りながら、クマの近くまでバスを付けてくれるので、間近にクマを見ることができ、満足度は非常に高いです。

📷ベアポイントの様子

バスをおりてベアポイントと言う場所に到着します。ベアポイントは敷地内中央に位置するガラス張りの観察施設のことです。ヒグマが自然に近い状態で行動できるように、周囲には池や洞窟を設け、サホロの森と融合した環境が整えられているとのことです。４センチの強化ガラスを挟んでクマを大迫力で観察できます。

展示室ではヒグマの生態を知ることができます。ヒグマの赤ちゃん模型や、冬ごもり用巣の実物大、冬ごもりした時のデータや映像などもあります。

📷遊歩道の様子

高台には歩道橋（全長370ｍ、高さ約5ｍ）が整備され、ヒグマの姿を遠くから観察することができます。美しい自然、風や、小鳥のさえずりなどをききながら、自分のペースで歩くことができます。ちなみにチケット売場からベアポイントまで徒歩15〜20分です。

最後に

新得町の「ベア・マウンテン」をご紹介しました！ここを動物園と言うくくりに入れていいかはわかりませんが、道内にある動物を見ることができる施設としては満足度上位だと感じます。ヒグマに特化しているのも面白いですね。ここに来た際には、必ずベアウォッチングバスに乗ったほうが良いです。せっかくなので、間近にヒグマを見学しましょう！子供たちも大興奮の施設だと思います。

所要時間：２時間

観光マスト度：★★★（県外の方）★★★★（道内の方）

星の目安☟：

★★★★★　マストな観光地、これを見ないで帰れない

★★★★　可能なら時間を作ってでも観光したい場所

★★★　時間があれば、観光したい場所

★★　時間に余裕がある人におすすめの場所

★　その地を何度も観光し、定番では満足できない人