日本には有人の離島が66個あるのだそう。その中で最北端の島が「礼文島」たくさんの高山植物を見ることができる「花の島」様々なトレッキングコースが用意されていて、ファンの多い島。そして、昆布、ウニ、ナマコ、ホッケなど海の幸もお出迎えしてくれます。少し辺鄙な場所ですが、たくさんの魅力がつまった礼文島が誇るご当地グルメが「ホッケのちゃんちゃん焼き」今回はこの料理の発祥のお店「炉端ちどり」をご紹介します。
💡ちゃんちゃん焼きとは?
ちゃんちゃん焼きとは農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれた北海道の郷土料理です。鮭やホッケなどの魚、季節の野菜や山菜と一緒に鉄板やホットプレートで蒸し焼きにし、味噌で味付けする料理を指します。北海道の漁師町における名物料理です。それぞれの地域によって味噌に工夫がされており、ねぎ味噌や、バター味噌にしたものなどの個性が光ります。
ちゃんちゃん焼きの名の由来は諸説あり、「ちゃっちゃっ」と作れるからという説や、「ちゃん(お父さん)」が作るからという説などがあるそうです。
今回紹介する礼文島では「ホッケのちゃんちゃん焼き」が名物です。
ⓘ炉端ちどりインフォメーション
住所:礼文郡礼文町香深村トンナイ1115-3 電話番号:0163-86-2130

営業時間:11時~22時(21時30分LO)
定休日:不定休
駐車場:なし
座席:32席 カウンター席、小上がり席、テーブル席があります。ちゃんちゃん焼きをするなら、小上がり席です。


🍴炉端ちどり メニュー
ラーメン、そば、うどん、丼もの、定食、おにぎり、単品の炭火焼メニュー、ドリンクがあります。
礼文島のご当地グルメ「ホッケのちゃんちゃん焼き定食」は1400円。ホッケのちゃんちゃん焼き単品は950円です。ちなみに、こちらも人気メニュー「うに丼」は時価です。



🖋ホッケのちゃんちゃん焼き 実食レビュー
夏に訪れたのでうに丼も惹かれましたが、発祥店をうたっているお店に来たからには「ホッケのちゃんちゃん焼き」そして、単品でホタテとつぶ貝をオーダーしました。
オーダーすると、店主の奥さんが、目の前の網に、ホッケ、ホタテ、つぶ貝と手際よく並べてくれました!鮮度の良さが伝わってきます!

●ホッケのちゃんちゃん焼き
ホッケはそこまで大きくはありません。ホッケの上には、秘伝のお味噌と、長ネギが添えられています。お店の方がやってくださるので、勝手に触るのはやめましょう。わたしは怒られませんでしたが、触ると怒られるという口コミをきいています(笑)

良い焼き具合になると、尻尾のほうから、身をほぐして、ネギ味噌と絡めていきます。

味噌に絡めていただきます!ホッケは脂がのっていておいしいです。身はふっくらとしていて、またこの自慢のお味噌との相性が良いのです!

ご飯にのっけて食べると・・・うまぁ・・・ご飯がすすむ、すすむ(笑)ホッケはペロッと皮までいただきました!

ちなみにセットには、ご飯、お味噌汁、たくあん、小鉢が付きます。

●焼きつぶ貝・・大きなつぶ貝です。こちらは網にセットする際に特製ダレを中に入れてくれます。グツグツしたら食べごろ。

身に串を指して取り出すと、大きな身がでてきました。良い弾力でこれは美味しい!特製スープが身によく染みていておすすめです!

●焼きホタテ・・バターにネギが添えられています!こちらにも特製タレをかけてくれます。バターが溶けて、まわりがグツグツしたら食べごろです。こちらもライスにあいますね。美味しいですが、そこまでぷりぷり感はなくて、ちょっと残念。普通のクオリティかなと感じます。

最後に
礼文が誇る郷土料理「ホッケのちゃんちゃん焼き」をいただきました!ご飯やビールとの相性抜群の逸品、美味しくて箸がとまりません!値段も定食で1400円なのでコスパも良好です!礼文に来たらマストな逸品です!離島は訪れるのもなかなかハードルが高いですが、ぜひ味わってほしいです。ちなみに「うに丼」も美味しいんだそう・・。次回、礼文に行った際は個人的にはリピ確定なお店です。
美味しさ:
コスパ:
おすすめ度: