十勝・帯広観光おすすめスポット~草花が自由に咲き誇る「紫竹ガーデン」 

大雪から富良野、そして十勝に点在する8つのガーデンを結ぶ約250㎞の道は「北海道ガーデン街道」と呼ばれています。十勝にはそのうちの5つが点在しています。北海道の美しい草花や北欧風の樹木の中を歩いて散策できるガーデンをご紹介します。今回は帯広にある庭園の代表的な存在である「紫竹ガーデン」に行ってみました。

💡紫竹ガーデンとは

紫竹ガーデン」は一人の女性が自分の夢をかなえるべく、十勝平野のまっただなかに土地を購入しその後自らの手で草花や樹木を植えて育てた素敵なガーデンです。今から約25年ほど前に15000坪の土地にあったのは数本の木と小さな家だけだったそうです。それが今では約2500種類の野の花が美しく咲き誇る庭園となり、国内外から年間10万人以上の人が訪れるほどの帯広を代表する観光スポットにまでなりました。

ⓘ紫竹ガーデン インフォメーション

住所:北海道帯広市美栄町西4線107番地    電話:0155₋60₋2377 

入園料:大人1000円 子供 200円 シーズン券:大人のみ 1500円

営業案内:有料期間(4月22日~11月3日) 8:00~17:00 

無料期間(11月4日~4月21日)8:00~16:00

駐車場:あり 無料

📖紫竹ガーデン園内マップ

※HPより引用

「紫竹ガーデン」の創始者である「紫竹昭葉」さん。なんと62歳のときに「自分の手でガーデンを造ろう」という夢を実現させたそうです。本当にお花が似合う、というかお花に愛されているおばあちゃんです。紫竹さんは2021年5月に94歳で亡くなられました。

チューリップが色とりどりに咲いています。どの花も元気よくピーンと胸を張って咲いています。

「紫竹ガーデン」を歩いてみて感じたのは、きれいに設計はされているのですが、細かく造りこまれているわけではないということです。写真のように広々としていて芝生も花も樹木も、のびのびと空間を楽しんでいるようです。

ゆっくりとくつろげるようにテーブルとイスがたくさん置かれています。木陰の下でガーデンを眺めることができます。

広いガーデンの中でもわかりやすいように案内板が。とても丁寧な言葉で書かれていて気持ちが安らぎます。木の向こうにも広場があって自由な空間を歩けます。遊歩道とかも特になく自然に近い感じです。ふかふかした芝を歩くと足が疲れなくて気持ちが良いですね。

紫竹ガーデンの楽しみ方

「紫竹ガーデン」はきちんと設計はされているものの、草花の生育に関しては草花の気分に任せているような、とてもおおらかな庭園です。普段なら「これは雑草の花」と決めつけて抜いてしまうような野草も「紫竹ガーデン」では立派なスタッフとして扱われています。ですから足元に遠慮がちに咲いている小さな野の花もあれば、堂々と群生している野の草もあります。

驚いたのは、「紫竹ガーデン」は完全に無農薬で草花や樹木を育てていること。さらに水やりも全くしないんだそうです!それでもこんなに元気に育って美しい花を咲かせる秘訣は何なのでしょう。

それは敷地内の堆肥工場で有機肥料を作っていることにヒントがあるようです。道産の大豆や馬糞など、地元の物を使った肥料は保水力や栄養が抜群に良いそうです。土地に合った方法で草花を育てるのが一番良いんですね。

動物たちの置物も自然で、とてもかわいいです。

「紫竹ガーデン」が気に入っているのは人間だけではなさそうです。ここには数匹のリスが住んでいて、スタッフの方が巣のありかも教えてくださいました。「リスの機嫌がよければ、巣から出てくるよ。」だそうです(笑)。興味のある方は是非尋ねてみてください。

●レストラン&カフェ

店内には素敵な雑貨もたくさん!大きな窓で外の明かりが燦燦と差し込むレストランです。

カフェメニューでは、スムージーやソフトクリーム、ケーキセットがあります。

シフォンケーキやスコーンもいろいろな味が用意されていて、どれも美味しそうです。

店内も素敵な空間になっています

「紫竹ガーデン」で育った野菜や十勝の新鮮な野菜をふんだんに使ったお食事メニューも充実していました。なんと予約をすれば朝食のバイキングもあります。空気の美味しい朝からガーデンで朝食とは贅沢なものです。憧れます。

●お土産探し

レストラン内にはお腹だけでなく、目と心を満たしてくれる華やかな雑貨でいっぱいです。紫竹おばあちゃんが毎日かぶっていたたくさんのお花の帽子、押し花のコースター、はがきや一筆箋もあります。

ガーデンショップ「オランジェリー」

ここでは約1600品種の花や野菜の種や苗が売られています。ガーデニンググッズもあります。

最後に

「紫竹ガーデン」は、想像とはちょっと違った、野原に近い自然な形に設計されたガーデンでした。イングリッシュガーデンのように、綿密に計算されて一つ一つの草花の場所が決まっているガーデンも素敵なのですが、ここはあくまで「花の気分で好きな場所に好きなように咲いてちょうだい。」的なおおらかなガーデンでした。後から考えたら、そのほうが十勝の牧歌的な風景ともよく合います。もちろん土づくりからお花の管理まで毎日手間と愛情がかけられているわけで、紫竹おばあちゃんの夢は多くの人によって今も支えられているんですね。

たまには日常の喧騒を離れて草花を見ながらカフェでゆっくりする、そんな時間も必要なのかもと思いました。素敵な時間、空間を色とりどりのお花で提供している「紫竹ガーデン」でした。

所要時間:1時間半~2時間

観光マスト度:北海道外の方★★★ 北海道民の方★★★★

星の目安☟:

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★★★★ 可能なら時間を作ってでも観光したい場所

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★ その地を何度も観光し、定番では満足できない人