周りは静かな住宅街、都会の中でひっそりと時間が止まっているかのような古民家カフェがあります。木造建築の2階建てで大きな木が優しく木陰を作っています。

「森彦」は道内に14店舗を持つコーヒー屋さんです。店舗ごとに雰囲気やコンセプトが違っていて、チェーン店のようではなく、まるで別のコーヒー屋さんに来たかのような感覚になります。お店ごとに店名も違いますし、限定メニューもあるので、「森彦」ファンは各お店を巡りながらコーヒーだけでなくお店をまるごと味わっていくそうです。

入り口は昔ながらの引き戸でした。お店に入ったとたん昭和にタイムスリップ!使い込んだ家具や木の床が気持ちを落ち着かせてくれます。お店の中は木のぬくもりとコーヒーの香りに包まれています。
ⓘ森彦 インフォメーション
住所:北海道札幌市中央区南2条西26丁目2₋18 電話番号:0800-111-4883

営業時間:月~日 10:00~21:00
※HPより 当面の間時短営業のため随時HPで確認されることをおすすめします。HPはこちらから
定休日:年末年始
駐車場:店舗の向かい側


狭くて急な階段を上って2階席に行きます。木の床に響く足音が温かみがあってどこか懐かしいです。スタッフの方が描いているらしいスケッチが置いてありました。優しい色鉛筆のタッチで可愛らしい野鳥のイラストが描かれていました。


2階には1人~4人掛けくらいのテーブルが4つほどありました。テーブルやイスも良い感じに古く、また形やサイズもバラバラなのです。堅苦しく統一されていなくて自然な空間を作っていたところがいいなぁと思いました。
🍴森彦 カフェメニュー
おすすめは100円お得になる「ケーキセット」。好きなドリンクと好きなケーキを選べます。
「森彦」当店だけで味わえるのがコーヒー「森の雫」です。「モカ、マンデリン、コロンビアを使用。アロマと甘味あるコク。コーヒーの原点を感じさせる特別なコーヒー。」ーメニューよりー


🖋 森彦 実食レポ
今回は、「森彦」本店限定の「森の雫」と春のケーキ「八重桜」をオーダーしました。ちょうど近隣でも八重桜がきれいに咲いていました。

「八重桜」は日本酒が少々使われているようです。桜の餡と桜の塩漬けがほどよい甘さと塩気を効かせています。見た目にも可憐で可愛らしいケーキです。いただきます・・・。
まずは「森の雫」です。苦味系の深い味わいです。今日はブラックで頂きましたが濃厚でしっかりとしたコクがあるので、ミルクなどを入れてマイルドにして飲んでも美味しいかもと思いました。後味はすっきりとしています。ゆっくりと時間をかけていただきました。

「八重桜」ケーキもいただきます。スポンジと桜の餡とムース、そしてさくらの花の塩漬けというケーキです。桜の餡は滑らかでほんのりとした甘さ、桜の塩漬けの塩気が相まってとても美味しいケーキでした。甘い部分と塩気の部分があるので、最後までくどくなくコーヒーと一緒に美味しくいただきました。



都会の中の裏路地に静かにあるカフェ「森彦」。コーヒーは一杯一杯ネルのハンドドリップで淹れられています。軽食やケーキも多種揃っています。広くはないけれど木のぬくもりが感じられる、時間を忘れてぼーっとできるそんなお店でした。
美味しさ:
コスパ:
おすすめ度: