北海道を代表するグルメの1つが「ラーメン」地元の方も、観光客も北海道のラーメンが大好き!と言っても北海道には「札幌味噌ラーメン」「旭川醬油ラーメン」そして「函館塩ラーメン」というラーメン御三家があり、各地方もさらに独自のラーメン文化を築いています。今回は「函館塩ラーメン」をご紹介!今回は「函館塩ラーメン」の人気老舗ラーメン店「滋養軒」を実食レポです!
💡函館塩ラーメンとは?
函館でラーメンが登場したのは1884(明治17)年と言われています。当時の函館の新聞にはなんと「南京そば15銭」という広告が載っており、日本最初のラーメンは函館で食べられたのではないかとも言われています。函館市内のラーメン店は、現在約150店ほどなんだとか。
函館の塩ラーメンの美味しさの特徴は、まず何といっても、「すっきりと透明なスープ」。さっぱりととしているものの、深い旨みが潜んでいます。塩味はシンプルな分、飽きが早く来そうなものですが、函館の塩は奥深いので、ついついスープを最後まで飲み干してしまいたくなります。
函館塩ラーメンのもうひとつの特徴は、「ストレートタイプの細麺」が多く使われているということ。あっさりとしたスープとの相性がよく、味がなじみやすいようこの麺が選ばれているようです。北海道産小麦を使う店も増えてきているようです。
ⓘ滋養軒 インフォメーション
住所: 函館市松風町7-12 電話番号:0138-22-2433

営業時間:11:30~14:00、17:00~20:00
定休日:火曜日、水曜日
駐車場:あり、お店の裏手に3台

※新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が記載と異なる場合があるので、事前に店舗にご確認ください。
座席:15席(4人掛けテーブル3卓 カウンター3席)

1947年(昭和22年)創業。函館を代表する人気老舗ラーメン店です。
🍴滋養軒 メニュー
看板メニュー「函館塩ラーメン」は500円。このご時世にワンコイン!醤油ラーメンや味噌ラーメンなどの定番のラインナップ。「チャーハン」550円「焼きギョーザ」350円も人気メニュー。

🖋「滋養軒」函館塩ラーメン・チャーハン実食レポ
今回は「塩ラーメン」とおなじく人気メニューの「チャーハン」をオーダーしました。
●函館塩ラーメン
やってきました。函館を代表する名店「滋養軒」の代表作「北海道塩ラーメン」シンプルながらも実に洗練されたフォルムです。トッピングは、チャーシュー2枚とメンマ、長ネギというシンプルな一杯。量は少な目かなと思います。

この麺が実に美味しい!麺は店の2階で毎朝製麺しているという中細のストレート麺です。のど越しが良く、かつ程よい弾力を感じます。

スープは、透明度の高い黄金スープ。鶏がら、トンコツ、香味野菜、昆布などをじっくりと煮込んで作られているスープだそう。あっさりとしながらも深い味わい。
チャーシューは、脂身の少ない赤身が使われていて、柔らかくしっとりしています。スープの味を邪魔しない味付けに仕上がっています。

シンプルかつ完成度の高い一杯。さすが長年親しまれてきた味です。そして、この味にしてワンコイン。このご時世に経営努力がすばらしいです。
●チャーハン
こちらも人気メニュー「チャーハン」そして、チャーハンと言えばお供に定番の中華スープ。こちらも量は比較的少な目。チャーシューにネギにたまごにエビと言うシンプルな具材です。紅ショウガが添えられています。

チャーハンにしては珍しくパラパラ感のないふっくらとしたご飯。でも決して、べチャっとはしていないという不思議な感触。これは見事な腕前です。そして、少し濃いめの醤油味ですが、決してしつこくない奥行きのある風味です。バランスの良い味で、薄味の塩ラーメンとの相性が抜群。

最後に
函館の中でも随一の歴史を誇るお店「滋養軒」群雄割拠のラーメン界の中でも、長年生き残り、そして人気をキープしている理由がわかりました。シンプルかつ随所にこだわりが見られる「函館塩ラーメン」おいしかったです。そして、「チャーハン」も美味しかった!他にもいろいろメニューがありますので、ぜひ再訪してチャレンジしたくなるお店です。それにしても塩ラーメンと、チャーハンで合計1050円。コスパのすばらしさに脱帽です。コスパは間違いなく最高峰です。ごちそうさまでした。
美味しさ:
コスパ:
おすすめ度: