投稿日:2021年5月13日 | 最終更新日:2022年3月17日
「駅弁」という言葉を聞くだけでどこか懐かしい気持ちになるのは私だけではないはず。北海道にも有名な駅弁が数多くあります。森町の「イカめし」母恋駅の「母恋めし」網走の「かにめし」などがありますが、かにと言えば長万部!長万部にも知名度随一の駅弁「かにめし」があります。長万部でかにめしと言えば「駅弁かにめし本舗」今日は根強い人気の「かにめし」をご紹介します!
💡かなやのかにめしとは?
駅弁かにめし本舗かなや商店は1928年創業。1950年に「かにめし」を日本で初めて考案したお店です。かにめしの元祖なんです!駅弁で有名な「かにめし」はすっかり長万部の歴史・文化ともいえる特産品になりました。

かにめしですが、戦後の食材不足の折に「煮かに」を弁当の代わりに販売したのがきっかけでした。「煮かに」は年中販売というわけにもいかず、毛がにの旬である夏にしか販売できませんでしたが、この美味しさを一年中味わってもらえるようにと、50種類以上の試作を重ねついに「かにめし」が完成したそうです。
かなやのかにめしは、カニの身をほぐし、筍と一緒に釜に入れ、火を入れて水分がなくなるまで炒って香ばしさを引き出したカニを使用しています。カニ本来の美味しさを活かした駅弁はいまやすっかり北海道を代表するグルメとしてその地位を築いています。
ⓘ駅弁かにめし本舗かなや本店 インフォメーション
住所 :長万部町字長万部40番地の2 TEL:01377-2-2007
営業時間:8:00〜16:00 ※かにめしの完売をもって、営業終了時間前に閉店




🍴かなやのかにめしメニュー
・駅弁かにめし・・1180円

・駅弁ほたてめし・・1180円 要予約。10個以上での販売 本店にて販売

・駅弁鮭めし弁当・・1080円 本店・丸井今井札幌店にて販売

🖋かなやのかにめし実食レビュー
やってきました長万部!今や北海道を代表するB級グルメ・ご当地グルメと言っても過言ではない「かにめし」をいただきます。それにしてもなかなか歴史を感じるお店のたたずまいです。売店の隣にはレストランもありますが、ここはやはり弁当スタイルで食べたいですよね。

なんともきれいな見た目です。白いご飯の上にはカニの身をほぐしたものがびっしりと敷き詰められています。そして、アクセントとして味付けしいたけが3切れのっています。彩をよくする錦糸卵、梅、グリンピースがお弁当を華やかにしています。お弁当の端にはかなやの佃煮工場で作った佃煮が添えられいます。

さっそくいただいてみますと、けっこう繊細な味です。はっきりとした味を好まれる方は物足りないかも!?それでも、しいたけにはしっかり味が付いていますし、筍のシャキシャキ食感もいいですね!

薄味なだけに梅干しや、佃煮などの脇役が良い仕事をしています。デザートには口直しのシロップ漬けみかんもついていて気が利きますね!
最後に
懐かしさを感じる素朴な味です。がっつり食べたい方には少々物足りないボリュームだと思いますが、風情を感じつついただくには大変良いお弁当だと思います。お値段は正直少々はりますね(笑)手間暇かけてこだわって作っておられるからしょうがないかな。みなさんも長万部にお立ち寄りの際にはぜひ、長万部を代表するご当地・B級グルメ「駅弁かにめし本舗かなや商店」の「かにめし」をぜひお試しください!
美味しさ:
コスパ:
おすすめ度: