投稿日:2021年3月14日 | 最終更新日:2023年2月4日
水族館ファンならぜひ行きたい、登別市にある大型水族館「マリンパークニクス」をご存じでしょうか?北海道内では有数の規模を誇る水族館です(北海道はあまり大きな水族館はないのですが・・・)春から秋にかけては併設された遊園地「ニクスランド」も人でにぎわう観光スポットです。道内有数の温泉地登別にある人気観光施設登別マリンパークにクスをご案内します。
💡登別マリンパークニクスとは?
1990年にオープンした水族館です。約400種・20,000点の生き物たちが飼育されています。アシカやイルカのショーもあり、またペンギンたちが目の前をお散歩するイベントなどもあります。

ⓘ登別マリンパークニクスインフォメーション
住所:北海道登別市登別東町1丁目22

電話番号:0143₋83₋3800
開館時間:9:00~17:00(最終入園16:30)
休館日:ホームページの営業日カレンダーで確認 HPはこちらから
入園料:大人(中学生以上)2500円・子ども(4才~小学生)1300円・3才以下 無料
※年間パスポート大人(中学生以上)6500円・子ども(4才~小学生)3250円・65才以上 5500円
※障がい者特別料金・団体料金などもあります。
駐車場:有料 1日自動車:500円 バイク:200円

チケット売り場で、パンフレットとアトラクションスケジュールをもらえるので、回る順番を考えると効率的にショーを見られます。どのショーも10分~15分くらいです。
📷園内の様子
見どころ①アシカ&オットセイのショー(約15分)
ショーは全天候型の屋内です。

輪投げをスイスイと追いかけて首でキャッチ!鼻を上手に使ってボールを持って戻ってきます。

客席のほうまで来てごあいさつ。正面から見ると笑っているようでしたが、この角度からだと笑顔は見えませんでした。


短い時間の中で十分に楽しめました。アシカとオットセイの違いとか習性についても、トレーナーさんがわかりやすく説明してくれます。動物の生態を知る良い機会にもなります。
見どころ②アザラシのごはんの時間 (約10分)
アザラシたちのもぐもぐタイムは午前に1回、午後に1回でした。飼育員さんがごちそうの入ったバケツを持って現れるとさっきまで泳いで遊んでいたアザラシたちは一斉に飼育員さんに駆け寄って来ました。飼育員のお兄さんが一頭ずつ紹介をしてくれます。それぞれに個性があるようで説明してくれると一層かわいく感じられました。

これは、空中に突き出たリングプールです。アザラシたちはこの中を悠遊と泳いでいました。まるで空を飛んでいるように見えます。
見どころ③ペンギンパレード(約15分)
個人的に一番楽しかったショーです。ペンギン館からペンギンたちが歩いてきました。両手を広げながら胸を張って歩いてます。

お、来た来た。大きいペンギンは「キングペンギン」。小さいペンギンは「ジェンツーペンギン」です。ペンギンたちはいたってマイペース。止まりたくなったらパタっと止まり、ズンズン歩く子もいます。


ペンギンたちは自分から近寄ってきたり、優しくつついてくることもありますが、絶対に触ってはいけませんので注意してください。
ニクス広場までてくてく歩いてきたペンギンたち。ここでも飼育員さんがペンギンについてレクチャーしてくれます。ペンギンたちの実際の行動を見ながらそれに合わせて話してくれるので本当に楽しかったです。

見どころ④イルカショー(約15分)
イルカのショーを見にやって来ました。ニクスでは「バンドウイルカ」と「カマイルカ」の2種類のイルカが飼育されています。ショーの時間によって登場するイルカの種類が違うので案内板で確認できます。

トレーナーさんと息の合った大ジャンプがかっこいい!イルカショーのプールもコンパクトなので、イルカたちとの距離が近く感じられます。かわいさと迫力に溢れるイルカのショーでした。


見どころ⑤イワシのパフォーマンス(約10分)
銀河水槽では、約1万匹のイワシの群れがキラキラと光を反射させながら泳いでいます。その様子がまさに宇宙の銀河のようです。

ショーが始まる前にイワシに関するお話が聞けます。そして水槽の中でエサが与えられると、イワシの群れは急に動きが変わり、口を大きく開けながら泳ぎ回ります。これこそがイワシのパフォーマンスです。水槽を照らすライトが青から緑へ、緑からピンク色へと次々と変わります。ダイナミック且つ優雅なオリジナルの音楽が加わってイワシの群れが躍動します。


イワシのパフォーマンスは四季によって変わります。3月~5月「桜」・6月~8月「新緑」・9月~11月「紅葉」・12月~2月「雪景色」となっています。いつ行ってもすてきなパフォーマンスが見られます。
見どころ⑦ニクス城
「ニクス城」はデンマークに実在するお城をモデルに造られました。約400種・2万点の生き物が展示されています。マリンパークの顔とも言える屋内水族館です。

館内はエレベーターがありますので、ベビーカーや車いすを使用しても安心です。上の階への移動はエスカレーター、下への移動は緩やかなスロープになっていました。


「タッチプール」では生き物に直接触ることができます。


「金魚万華鏡」は鏡と光を利用して金魚の水槽を映しています。


海中散歩を体験できる「アクアトンネル」。サメやエイなどの大きな魚も泳いでいます。


ここは光と音楽でクラゲの姿を楽しめる空間です。




見どころ⑧陸族館
珍しい種類の両生類や爬虫類が飼育されています。中にはアナコンダやリクガメなどの大きな生き物もいます。



レストラン&休憩室
ここは無料の休憩室です。だれでも気軽に利用できます。


レストラン「リーベ」。カレー・パスタやハンバーグなどの洋食だけでなくラーメンもあるファミリー向けのレストラン。


レストラン「リナトレット」。ちょっとひと休憩のお茶に、軽めの食事のときにちょうど良いお店です。


スナック・軽食を販売しているワゴンもあります。各種ドリンクもありました。


ニクス城の海底トンネルを抜けたところにあります。水族館の限定グッズもあります。


お土産ショップなら「リトルビッキー」もあります。園内で一番多いアイテムを扱っています。登別ブランド推奨認定品なども扱っています。
最後に
登別の3大観光スポットの一つ「マリンパークニクス」。その実力は予想以上に高かったです。午前10時頃に入園し、すべてのショー、そして園内をゆっくり一通り見て回りランチはしないで、園を出たのは午後1時半頃でした。
マリンパークニクスはそんなに広くないので疲れ過ぎず、展示やショーもとても見やすく工夫がされていました。(園内一周して万歩計では6000歩ほどでした)ショーが短いのも良い点だと思います。生き物との距離が近く目の前で見られるのが嬉しいです。光と音楽を上手く組み合わせた展示などは空間を美しく飾っています。
満足度はありましたが、一つ気になるのはやはり駐車場代が500円別途にかかることです。水族館の入園料はそれなりにするので、せめて駐車場代は無料だったらまた来てみたいと思います。冬季間だけでも無料にすればよいのに・・・。そして、大人はしょうがないとして子供料金がもうちょっと安くても良いかなと思います。良い水族館なので、家族連れのリピーターがたくさんついたらうれしいですよね。少しウィークポイントもあるものの、満足度の高いおすすめの水族館です!
所要時間:3~4時間
観光マスト度:★★(道外の方)★★★★(道内の方)
星の目安☟:
★★★★★ マストな観光地、これを見ないで帰れない
★★★★ 可能なら時間を作ってでも観光したい場所
★★★ 時間があれば、観光したい場所
★★ 時間に余裕がある人におすすめの場所
★ その地を何度も観光し、定番では満足できない人