札幌 さっぽろ羊ヶ丘展望台【札幌おすすめ観光スポット】クラーク博士の指さす向こうに何がある!?

投稿日:2021年1月28日 | 最終更新日:2022年2月22日

「少年よ、大志を抱け」で有名なクラーク博士像がある札幌の人気観光地「さっぽろ羊ヶ丘展望台」旅の思い出に、クラーク博士と同じポーズで写真撮影してみませんか?羊もいますし、札幌市街を一望できるビュースポットでもあります。今回はさっぽろ羊ヶ丘展望台をご紹介!

💡さっぽろ羊ヶ丘展望台とは?

明治39年(1906)農商務省月寒種牛牧場として開拓されました。農商務省から初代場長として指名された岩波六郎氏が滝川と札幌近郊の羊ケ丘の地域を選定し、月寒種牛牧場を設立しました。月寒種牛牧場は、以後、月寒種羊場や農林省月寒種畜牧場と発展し、牛や豚、綿羊などの研究施設として運営されました。1944年には羊ヶ丘が地名として地番整理されたようです。

💡クラーク博士とは?

さっぽろ羊ヶ丘展望台のアイコンとなっているクラーク像。ところでクラークさんとは誰なのでしょう?

ボーイズビーアンビシャスの名言は有名ですね

クラーク博士は、明治9年7月、北海道開拓使長官黒田清隆に、将来の北海道開拓の指導者を養成するため「札幌農学校(現北海道大学)」の初代教頭として招かれました。

1期生16名に、動物、植物学のほか、キリスト教の教えによる道徳を英語で教えるなど、大きな影響を与えました。来道してわずか8カ月余の札幌滞在でしたが、翌年明治10年4月16日、クラーク博士は教え子たちと島松(北広島市)で、馬上から、有名なことば「Boys, be ambitious.(青年よ、大志を抱け)」と別れのことばを叫んだ、と伝えられ、まさに北海道開拓精神を代表することばとして、後世に伝えられていきました。

わずか8か月の北海道滞在の間に、クラーク博士は道民にとっては忘れられない存在になったんですね。

さて、クイズ・・クラーク博士像の手が指している方にはなにがあるのでしょうか?正解は記事の最後にあります。

ⓘさっぽろ羊ヶ丘展望台 インフォメーション

住所:北海道札幌市豊平区羊ケ丘1番地 電話番号:011-851-3080

定休日:365日営業 営業時間:9:00~17:00

アクセス方法:

地下鉄東豊線「福住駅」から「羊ヶ丘展望台」行きの路線を利用。
【札幌駅】から、【福住駅】(終点)まで約13分、【福住駅】下車後、
福住駅バスターミナル【4番のりば】より羊ヶ丘展望台行き(福84・羊ヶ丘線)約10分で到着します。札幌からは大人240円 福住からは大人210円です。

車:札幌駅より35分

駐車場:あり 約100台分

入場料:大人(高校生以上)530円 小中学生300円 小学生以下 無料 年間パスポート1000円

📷おすすめ写真撮影スポット

さっぽろ羊ヶ丘展望台は北海道らしさ全開の写真撮影スポットです。

①クラークポーズで写真を撮る

かなりベタですが(笑)正面もいいですが、晴れた夕暮れ時は、夕日が映るように斜めからのアングルもおすすめです。クラーク像の横に立ってクラークポーズで写真を撮るのが基本ですね。

景観がきれいです!

②牧歌的な写真を撮る

地名の由来となった羊たち。春の毛刈りから、雪が降るまでは毎日放牧の景色が楽しめます。研究用の羊なので触れ合って写真を撮影することは出来ませんが、草を食む羊は絶好の撮影ポイントです。冬では「羊さんのお家」から窓をのぞくとかわいい羊たちに会えますよ!

羊たちがかわいいです!
羊さんの家
羊がたくさんいます!

③THE北海道な写真をとる

入場ゲートを越えれば、左手に雄大な丘が広がっています。夏は緑の絨毯。冬は見渡す限りの雪原。THE北海道の写真撮影ができます。北海道を代表する「白樺の木」もきれいですよ!

白樺の木
雄大な写真が撮れます

💡さっぽろ羊ヶ丘展望台 おすすめの過ごし方

①レストハウスでジンギスカンを食べる

北海道民のソウルフード、ジンギスカンをレストハウスでも堪能できます。ジンギスカンと言っても食べ方には、生ラムを焼いてをたれに後付する「札幌式」と滝川市がルーツのタレ漬けの味付け肉の2種類があるんですよ。ジンギスカンは「北海道遺産」にも登録されています。メニュー例は以下の通りです。

羊ヶ丘レストハウス
レストハウス内

特選ラム・ジンギスカン食べ放題…2,980円

特選ラム・ジンギスカン食べ飲み放題…4,100円 

特選ラム肉・ジンギスカン定食(170g)ライス・味噌汁付…2,040円

他にもメニューの種類が豊富です。羊を見た後に、羊を食べるというのもなかなか!?(笑)

メニュー①
メニュー②

②さっぽろ雪まつり資料館見学

さっぽろ雪まつり資料館

さっぽろ雪まつりは1950年、当時雪捨て場として使われていた大通7丁目広場で、わずか6基の雪像からスタートしました。館内では雪まつりの半世紀の歴史をパネルや写真、雪像模型などを見ることができます。特に歴代のさっぽろ雪まつりのポスターはデザイン性があり、見ごたえがありました。無料です。

初代雪まつりポスター
雪像模型の展示があります

③旅立ちの鐘を鳴らす

赤いとんがり屋根のてっぺんまでの高さは約5㍍。大志の誓いを書いた人たちが投函前に立ち寄り、思いを込めて鐘を打ち鳴らす人気スポットです。個人はもとより、グループやカップルも目立っています。

④羊ヶ丘ほっと足湯

2005年12月10日にオープン。循環濾過式の沸かし湯で、牧歌的な風景を眺めながら旅の疲れを癒す施設です。建物は北海道のカラマツやトド松を使用したエコな施設で定員は12人。クラーク像横の閑静な林間スペースに開設されています。

足湯でほっと一息

🍴羊ヶ丘展望台グルメ・売店

上記であげたジンギスカンを主に提供しているレストハウス以外にも、いくつか食事や、軽食がとれる場所があります。

●フードーコート・・・人気は「ラムまん」「エゾ肉まん」です。

フードコート
ラムまん、エゾ肉まん・・・ならではの味ですね!

●札幌ひつじ焼き・・・かわいらしい羊をかたどったお焼き。カスタード、チーズ、あんこから選べます。1個200円なので手軽に食べられます。

札幌ひつじ焼き
メニュー

●羊ヶ丘ソフト・・・白い恋人ソフトやミルク、メロン、メロンミックスの各ソフトのほか、季節によってはラベンダーソフトがお目見えします。

ソフトも人気

●売店・・・北海道の定番お土産から、限定のクッキー、クラーク博士のお土産がそろっています。札幌の人気キャラクター「ジンギスカンのジンくん」グッズもあります。

売店内の様子
限定クッキー
クラーク博士の珈琲
ジンギスカンのジンくんグッズ

最後に

「さっぽろ羊ヶ丘展望台」に来ればTHE北海道を味わうことができます。写真映えすること間違いなしです。クラーク像はもちろんのこと、雄大な自然を眺めながら、ジンギスカンや、ソフトクリーム、じゃがバターなど北海道グルメを味わうのもおすすめです。ぜひ、札幌観光の際は「さっぽろ羊ヶ丘展望台」にお越しください!

クイズの答え・・掲げた右手は「遥か彼方の永遠の真理」を指すとされています。

所要時間:1時間~1時間30分

観光マスト度:北海道外の方★★★★ 道内の方★★★★

星の目安☟:

★★★★★ マストな観光地、これを見ないで帰れない

★★★★ 可能なら時間を作ってでも観光したい場所

★★★ 時間があれば、観光したい場所

★★ 時間があまった人におすすめの場所

★ その地を何度も観光し、定番では満足できない人