日本の最北端の地「稚内」やはりここは海鮮物がおいしいです。そんな中でも稚内のB級グルメと言えば新鮮な宗谷のたこを使用した「たこシャブ」です。雰囲気もばっちりの稚内の名店「車屋・源氏」の実食レポです。同じく名物の「陶板焼き」も食べて来ましたのでこちらも併せてご紹介します。

💡たこシャブとは？

昭和63年「ミズダコの持ち味を、世間に広くアピールするには」ということで考案された食べ方です。

宗谷沖でとれるミズダコの足を繊維に沿って薄くスライスし、しゃぶしゃぶのように湯通しして食べるのが「たこシャブ」です。ミズダコはマダコより味の面で劣ると言われていますが、ミズダコの柔らかい触感はこの食べ方との相性が非常に良いのです。ミズダコの足は細く太いので、薄く大きなスライスが可能になります。宗谷の海の幸を満喫できる逸品です。

ⓘ車屋・源氏 インフォメーション

住所：稚内市中央２－８－２２

電話番号：0162-23-4111

営業時間：11:00～14:00　17:00～22:00

定休日：不定休

予約：可能

駐車場：あり　２０台ほど

店内の様子：

創業から約70年の老舗店。さすがの佇まいです。割烹料理屋みたいな雰囲気です。

🍴車屋・源氏 メニュー

●名物の「たこシャブ」は1980円。締めのラーメンもついてきます。同じく名物の「陶板焼き」は2000円です。メニューの種類が豊富で、使い勝手の良さを感じます。

🖋「たこシャブ」「陶板焼き」レビュー

メニューどれも美味しそうですが、目的の「たこシャブ」「陶板焼き」をオーダーしました！

●たこシャブ

しゃぶしゃぶ鍋に出汁昆布が入っています。

こちらが宗谷沖でとれたミズダコです。見た目が美しい！そして切り方が大きい！短冊のようにスライスしています。縦１０㎝、横３ｃｍ以上はありますね(笑)凍らせてあります。

鍋には、レタス、エノキ、長芋が入っています。あっさりした鍋ですね。個人的に長芋が入っているのはおもしろいなと感じました。

こちらがつけダレです。味はと言いますと、冷やし中華の味噌タレのような味です。タレの中にはネギが入っています。

実食です。タコをしゃぶしゃぶさせます。大きさが半分から３分の１になります。

つけダレとの相性が抜群です。タコが柔らかい！ミズダコですので味にそこまで深みはありませんが、あっさりした味でパクパクいただけますね！野菜は主がレタスなので、タコの味わいを殺さず、かつヘルシーにいただけます。しかし、１人前なのになかなかの量です！

〆はラーメンです。普通サイズのラーメンの６割ほどの量の麺です。細縮れ麺です。硬めの麺ですので、茹で加減を確認しながら自分好みの硬さになるまで待ちます。

少し残しておいた野菜たちと共にいただきます。このタレはラーメンにもぴったりあいます。絶妙な酸味が、食事の締めにふさわしいです。「たこシャブ」さすが稚内の郷土料理だけあって総合力高いです！

●陶板焼き

こちらが陶板焼きで使用する器です。

具材がお皿一杯です！豚肉に、エビ、ホタテ、タラ！？たぶん・・そして、ピーマン、もやし、カボチャ、キャベツです。

無塩マーガリンをたっぷりと使用します。

マーガリンをいきわたらせた後に、お皿の具材を入れて蒸し焼きのようにしていきます。それにしても１人前でなかなかの量です！

タレは２種類。あっさりのポン酢系のタレと、ごまダレです。

充分熱が通ったら完成です。マーガリンが全体に回ってなんとも香ばしい匂いです！これは絶対に美味しいやつです！

いただきまーす！うまぁ！豚肉あまくておいしいです！海鮮や肉の味が野菜に２種類のたれを使い分けながらいただきます。別に注文していたライスが進みますね。おそらくこれだけだと、くどく感じてしまう方もいるかと思いますのでライスもオーダーされると良いと思います。

最後に

最北の地、稚内の名物「たこシャブ」と「陶板焼き」美味しくいただきました。それぞれ１人前からオーダーできるのはすごくいいなと感じました。たこシャブがあっさりで、陶板焼きが濃いめなので、夫婦で１人前ずつをシェアしながら丁度よい感じの食事になりました。お店の雰囲気も良く、陶板焼きなどもお店の方が目の前で準備してくださるので、贅沢感がありました。大きかったタコがしゃぶしゃぶするとすごく小さくなるのも面白いですし、味もよく、このレベルならお値段もぜんぜん悪くないと思います。

みなさんも稚内にお越しの際は「車屋・源氏」で人気の２種類「たこシャブ」「陶板焼き」試してみてください！

美味しさ：

コスパ：

おすすめ度：