投稿日:2021年2月11日 | 最終更新日:2023年4月26日
苫小牧市は道内で4番目に人口の大きな街です。製紙業、石油関連業が中心産業として知られています。観光業はというと・・・なかなか思い浮かばなかいかもしれません。たしかに観光スポットはそれほど多くありませんし、知名度が高い施設があるわけではありません。今回は苫小牧市にある大きなガラス張りの建物を1年を通じて温度管理がされた植物園「苫小牧市サンガーデン」をご紹介します!苫小牧にある憩いの空間へ行ってみましょう!
💡苫小牧市サンガーデンとは?
サンガーデンは出光カルチャーパーク内にあるガラス屋根の温室植物園です。園内は約80種1400本があり苫小牧で見ることのできない植物が植栽されています。館内は水・緑・太陽の三つをテーマに、滝から流れ出る水、緑豊かな樹木、そして太陽の光から空間がつくられているのだとか。施設は1988年に開館しました。中央図書館と併設しています。
ⓘ苫小牧市サンガーデンインフォメーション
住所:北海道苫小牧市末広町3丁目1番15号 電話:0144–33–4411

入館料:無料
駐車場:あり 無料

開館時間:平日9:30~19:00 土日祝9:30~17:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)・最終金曜日
📷サンガーデンの中の様子

現在咲いている花や実を付けている果実を書いてありますので、何が見れるかわかりやすいです。

小道を歩いて気持ちいい~。大きなガラス張りの窓からさんさんと日が入ります。温かいです。



2階に温室があるようですので行ってみます。


階段の上部ひと際目立つ色の大きな花が咲いていました。「ストレリチア」です。極楽鳥花とも呼ばれます。本当にまるで艶やかな鳥のようです。


温室があります。サンガーデンの中でもさらに温度と湿度が高いようです。入ってみましょう。

中はモァ~としていて南国に来たみたいです。冬は暖かくて良いですが夏は滝汗だと思われます。



☕CAFE「Samarkand サマルカンド」
コーヒー・紅茶・ジュース、ケーキや軽食がいただけます。植物園側から入りましたが、どうやらほかの入り口からも出入りができるようです。庭園を眺めながらお茶ができるようになっているわけですね。

お店のテーブルやいすはすべて木造りで温かいアットホームな雰囲気でした。一人でゆったりと本を読んでいるおじさま、お友達と談笑している奥様たち、お店の人と親しそうに近況を話しているお父さん・・・。ゆったりと自分の時間を味わえる空間でした。

●緑化相談・グリーンバンク
「緑化相談」では、緑に関する相談を行っています。現在は感染症対策のため電話相談のみ受け付けているそうです。「グリーンバンク」では、育てることができなくなった植物などをみんなで交換し合ったり、無償で譲渡したりする制度です。持ち込みのみOKだそうです。


最後に
「苫小牧市サンガーデン」をぶらり散歩してみました。冬は寒さで体が縮こまっていますので、ここに来て暖かい空気の中で体がほぐれます。そして湿度もあり緑の恩恵マイナスイオンもありそう。外は銀世界でも、こちらは一年中たくさんの草花を観察できます。静かにゆったりとした時間が流れていました。仕事で疲れたときなどにぶらりと寄ってコーヒーも飲める、そんな憩いの場所だと思いました。
所要時間:30分~1時間
観光マスト度:北海道外の方★ 北海道内の方★★
星の目安☟:
★★★★★ マストな観光地、これを見ないで帰れない
★★★★ 可能なら時間を作ってでも観光したい場所
★★★ 時間があれば、観光したい場所
★★ 時間があまった人におすすめの場所
★ その地を何度も観光し、定番では満足できない人