札幌市に隣接し人口約12万人を抱える、道央圏の中核都市江別。道内の街としては古い歴史ある街です。江別市の成り立ち、どのように発展して今に至っているかなど、展示を通して学べるのが「江別市郷土資料館」どんな資料館でしょうか?実際に見学してきましたので、館内の様子をお伝えします!
💡江別市郷土資料館とは?
旧中央公民館を改築して平成3年(1991年)4月に開館しました。館内は、ふるさと江別、大昔の江別、開拓の始まり、町の発展、産業の歴史の5つのテーマで江別を紹介しています。
特に重要文化財となっている江別太遺跡の土器など先史時代の出土品は一見の値があります。

世界の蝶が500余り展示されているコーナーもあります。
ⓘ江別市郷土資料館インフォメーション
住所:江別市緑町西1丁目38
電話番号:011-385-6466
開館時間: 9時30分~17時(入館は16時30分ころまで)
休館日:月曜日(祝日・振替休日の場合を除く)、祝日・振替休日の翌日(土・日の時は火曜日)、
年末年始(12月29日~1月3日)
入館料:高校生以上200円、小・中学生100円
分館(屯田資料館)との共通券 高校生以上240円、小・中学生120円
駐車場:あり 数台可能 無料
📷江別市郷土資料館・館内の様子
●ふるさと江別
少し前の江別の航空写真を見ながら、江別の地理、歴史の説明を学芸員さんが丁寧に解説してくださいます。

●大昔の江別
土器の移り変わり(縄文、続縄文、擦文時代)を見ながら、大昔の江別の暮らしに思いを馳せます。江別文化の人々、北海道式古墳について





●開拓の始まり
江別の開拓、屯田兵、植民した人たち、古文書から見た江別



●収蔵展示室・チョウの世界
屯田兵の生活の様子を垣間見ることができる品が展示。チョウは町村忠良氏が収集したチョウを展示しています。日本と南米ブラジル、ペルーなどに棲息する蝶のコレクション。



●町の発展
明治から大正、昭和。木製戦闘機、戦後の江別について展示。




●産業の歴史
江別の農業、酪農、窯業、水産業、製紙業



最後に
まず江別の成り立ちや歴史について、学芸員さんより10分ほどのわかりやすい説明がありました。この説明はぜひ受けてください。おすすめです。順路ではまず2Fから見学スタートですが、江別は「土器の街」出土されたたくさんの土器が並びこの展示は非常に見ごたえがありますので、この資料館のダイジェストです。江別の成り立ち、発展、産業がわかりやすく展示されていました。江別は札幌とはまた違う歴史を持つ街で非常に興味深かったです。道外の方にこの資料館をお勧めするかというと・・・ですが、入館料も安いですし、札幌からも至近。ぜひ、道内の方は江別の歴史にも触れてみてください。
所要時間:1時間
観光マスト度:★(県外の方)★★(道内の方)
星の目安☟:
★★★★★ マストな観光地、これを見ないで帰れない
★★★★ 可能なら時間を作ってでも観光したい場所
★★★ 時間があれば、観光したい場所
★★ 時間に余裕がある人におすすめの場所
★ その地を何度も観光し、定番では満足できない人