投稿日:2020年12月31日 | 最終更新日:2022年3月17日
北海道を代表する食べ物と言えば「ラーメン」札幌の味噌、函館の塩、そして、旭川の醤油が三大ラーメンと言われています。今回は旭川ラーメンを代表するお店「梅光軒旭川本店」をご紹介します。

💡旭川ラーメンとは?
旭川では、多くのラーメン屋さんで醤油味が売れ筋だそうですが、「旭川ラーメン」といえば「醤油」という決まりは特にないようです。
旭川ラーメンの特徴は「ダブルスープ」。魚介の出汁+とんこつ・鶏ガラ・野菜の出汁で醤油のスープで作ります。昔は豚骨スープでしたが臭みを抑えるために魚介系の出汁(煮干し、昆布など)を使うようになりました。
もう一つの大きな特徴は、「ラード」を入れることです。スープの表面にラードが膜のようになります。そうすると、寒い日でもスープが早く冷めてしまうのを防ぐことができます。冬はマイナス20度くらいまで気温が下がる寒い、寒い旭川。昔の人の知恵が、ラーメンをさらに美味しくしたんですね。
ℹ️梅光軒旭川本店 インフォメーション
住所:旭川市2条8丁目 買物公園ピアザビルBF
電話番号:0166-24-4575

梅光軒は旭川市で昭和44年に創業した老舗ラーメン屋です。
営業時間:
11:00~15:30(L.O.15:00)
17:00~21:00(L.O.20:30)
定休日:月曜日
※感染症拡大により、変更があるかもしれないので事前にご確認ください。
駐車場:なし 近隣にコインパーキング多数あり
座席:28席(カウンター12席、4人掛けテーブル席4)


壁にはサインがぎっしり。多くの有名人も足を運ぶ人気のほどが伺えます。

ちなみに店名は、庶民の食事であるラーメンを松竹梅の「梅」に見立て、その梅に光をあてるという想いが込められているんだそうです。
🍴梅光軒旭川本店 メニュー
定番はやはり醤油ラーメン800円。ハーフサイズがあるのもうれしいですね!塩ラーメンや、味噌ラーメンも展開しています。北海道らしく「バターコーン」ラーメンも各種揃っています。



🖋旭川醤油ラーメン 実食レビュー
旭川に来たらやはり醤油ラーメンを試さないわけにはいきません。ちなみに奥様は北海道らしく塩バターコーンをオーダーしました。
●醤油ラーメン
10分くらいで運ばれてきました。おいしそうです。けっこう量は気持ち多めかなと感じます。食べ応えありますね。スープには旭川醤油定番のラードが入っています。そしてWスープ。スープの温度もアッツアツというほどではありますが、まぁまぁ熱くて合格点です!具材は、チャーシュー、メンマ、長ネギです。メンマ太いっす!

スープはコクがあるものの、そこまで角がありません。THE旭川ラーメンという感じで、強烈な個性はないものの、まとまったバランスの良い味です。麺もこれぞ旭川ラーメンという定番の、中細麺。個人的には札幌ラーメンの麺のほうが好きなんですよねぇ・・。やはり量がそれなりにあるので満腹感がありました。

●塩バターコーン
次は塩バターコーン。北海道らしいフォルムです。こちら具材はチャーシュー、メンマ、長ネギにバターとコーン。

スープですがこちらも出汁は共通かな。鶏白湯のような味も感じられます。
バターのせいか、コクと少しとろみも感じられとても美味しいですね。コーンの甘みもアクセントになっておいしいです。

麺との絡みもとても良い感じです。そして、こちらもメンマが太い!食べ応え十分です。

最後に
旭川醤油ラーメンは旭川に来たら必ず味わってほしい王道グルメですが、梅光軒本店は旭川ラーメンTHE直球勝負という感じでおいしかったです。旭川ラーメンの名店の中でもオーソドックスな味という印象でした。強烈な個性はないものの、非常にバランスの取れた多くの人が「おいしい」と感じられる一杯だなと思います。さすが人気老舗店!安心安定のお店です!
美味しさ:
コスパ:
おすすめ度:
旭川には「梅光軒」のほかにも「天金」「青葉」「蜂屋」「つるや」などの旭川ラーメンの名店があります。自分好みの旭川ラーメンを探すのも面白いですね。