小樽観光に訪れた際にぜひおすすめしたいのは、少し足を延ばして余市まで行き「ニッカウヰスキー余市醸造所」を見学することです。竹鶴政孝が夢への出発点として選んだ場所、ニッカウヰスキーの聖地といえる原点をご紹介します。ウィスキーが今熱い!
💡ニッカウヰスキー余市醸造所とは?
竹鶴政孝が日本で本格的なウィスキーを作りたいと選んだ場所が、ここ余市。ウィスキーの本場スコットランドととても風土が似ているのだとか。工場は昭和9年(1934年)に建造され、東京ドーム3個分の敷地を誇ります。その当時は「大日本果汁株式会社」という名前です。そうなんです「ニッカ」は「大日本果汁」の「日」と「果」からとられた名前なんですね。現在26個の貯蔵庫(現在新しい貯蔵庫も建造中)各製造施設で日々ウィスキーが作られ、歴史や製造工程の一部を見学できます。

ⓘニッカウヰスキー余市醸造所 インフォメーション
住所:余市郡余市町黒川町7-6
電話番号:0135-23-3131

見学可能時間:9:00~16:00【最終入場15:00】
※現在コロナウィルス対策で自由見学を中止し、ガイドツアーは完全予約制となっています。予約はこちらから。
休館日:毎週月曜日 12月29日~1月7日
観覧料:無料
駐車場:あり 60台ほど 無料

📷ガイドツアーの様子
見学当日、蒸留所の入り口で受付をします。場内、待合室の三密を防ぐため、ご予約時間15分前から受付開始です。それまでは入れませんので要注意です。ちなみにこの事務所棟も、国の登録有形文化財建築物なんです!

受付終了後、待合室に行きます。待合室内にはウィスキーの製造工程や、ニッカウヰスキー余市醸造所内にある貴重な建造物の情報などについての展示があります。




さてさて、時間になると待合室にガイドさんがやってきて自己紹介。ここから30分ほどの場内ツアー開始です。ガイドさんと場内を回りつつ、ウィスキーについて、竹鶴政孝のこと、ニッカウヰスキーについてのあれこれを聞くことができます。







最後はお待ちかねのニッカウヰスキー試飲コーナーです。ドライバーの方のためにもソフトドリンクがありますのでうれしいですね。





シングルモルト余市をロックで試飲しました。芳醇な香りがフワッと広がって、さすがのおいしさです。これは幸せ!
テーブルについたらガイドさんとはお別れでした。こんな感じでツアーは終了します。
🎁売店の様子
売店は広々としています。工場ならではの、限定ウィスキーもあります。せっかくこちらに来たら、限定物をお土産にしたいところです!






🍴レストラン樽
工場見学をして小腹がすきましたら、レストランもあります!試飲した建物と同じ場所です!

●メニュー 北海道ならではのグルメもありますよ!


自由見学時に行きたい場所
ツアーが終わったら、ぜひ帰る前に「ウイスキー博物館」によりましょう!「ウイスキー館」と「ニッカ館」があります。
「ウイスキー館」では、ウイスキーについての歴史や製造工程を学ぶことができるとともに、有料の試飲コーナーがございます。
「ニッカ館」では、創業者 竹鶴政孝リタの物語や、スコットランドで学んだ際の貴重な資料などがたくさん展示されています。








最後に
個人的にはぜひ、来てほしい観光スポットです。ウィスキー好きはもちろんですが、NHKの連ドラ「マッサン」見ていた方ならたまらないスポットです。竹鶴政孝の情熱、異国の地で夫を支えるリタ夫人の凛とした強さ・・・その歴史に感動しました。同じく、ウィスキーの名酒サントリーの「山崎」と、竹鶴政孝がどのように関係しているかも学べ大変興味深いです。そして、蒸留所でいただくウィスキー、めちゃくちゃおいしかったです!
所要時間:2時間
観光マスト度:★★★★(県外の方)★★★★★(道内の方)
星の目安☟:
★★★★★ マストな観光地、これを見ないで帰れない
★★★★ 可能なら時間を作ってでも観光したい場所
★★★ 時間があれば、観光したい場所
★★ 時間に余裕がある人におすすめの場所
★ その地を何度も観光し、定番では満足できない人